めざせ複業!日記

サイボウズに勤めながら福祉業界で副業する50代の日々(今はサイボウズを退職中)

複業だと届かないもの

6月にスタートした

本ブログをお読みいただいた皆様、

ありがとうございました!

来年もよろしくお願いしますm(__)m

 

今年は、複業の一年でした。

 

つくづく感じたのは、

「この年(52歳)になっても変われるんだな」

ということ。

 

これまでも転職したり、仕事が大きく変わることがありました。

その都度、必要なスキルを身に付けていきましたが、

特に自分が変わったと、自覚したことはありませんでした。

 

今年は、スキルだけでなく、考え方が大きく変わったような気がします。

自分と向き合う時間が長かったせいかもしれません。

 

「年取ったら変われない」というのは思い込みですね。

多分、もっと年とっても変われる。

 

さて、今回は、自分の複業の残念な点についてです。

前回のブログでは、

頭の中では、本業も複業もイーブン」と書きました。

 

複業先は、久留米なので、

3か月毎に訪問して打ち合わせしております。

その他、サイボウズLiveを使ってコミュニケーションしているのですが、

何か問題が発生すると、

サイボウズLiveに書かれた情報しかわからないため、

やきもきしちゃいます。

 

本業だと、その場所に居れるし、

通りすがりにでも関係者から背景など聞けますが、

距離はなかなか越えられません。

 

先方も忙しい中、電話もはばかれるので、

やきもきです。

 

心は、一緒になって問題に立ち向かいたい。

 

ちなみに、松村の特性としては、

火事場に飛び込み、状況を変えていくことを

好むというものです。

 

複業先の皆さま

距離は完全には越えられないですが、

心は、久留米に(も)ありますので、

一緒に乗り越えていきましょう。

 

そう考えると、kintone(キントーン)は、

離れた場所にメンバーがいるチームにとっても、

無くてはならないツールだと思います。

 

特にコミュニケーションをとらなくても

また、距離が離れてても

なにが起きてるか、大体わかるし、

気になれば直接質問もできるので、

あまりやきもきはしませんね。

あっ、もちろん、使い方にもよりますが。

 

 

<おまけ>

先日、大学の先生から、

サイボウズの働き方について

ヒアリングされました。

 

冒頭、サイボウズが載っている新聞記事の

クリッピングを持ち出されたので、

けっこう調べられて来られたんだ、と思ったのですが、

 

いざ、ヒアリングが始まると、

サイボウズのビジネスから説明しなきゃならない状況に。

 

後で思ったのですが、

その方は、Webページ見ない人ではないかと推測しました。

 

確かに、新聞記事の検索でサイボウズを調べても、

限界があるように思います。

 

でも、今時、Web見ない大学の先生って、

研究分野は何であれ、それはそれですごいですね。

間違ってたらごめんなさい。

本業も複業もイーブン!?

複業にあたり、報酬について複業先に提案するわけです。

 

提供価値に対する対価」を意識しましたが、

コンサルに参考値がないようだったので、

結局、拘束時間も考えながら、

「えいやっ」と決めました。

 

本業と比較し、拘束時間的に、

ひどくかい離してしまうと

「それはそれでどうかな」との思いもありました。

 

なんせ、

サイボウズでの評価が下がる = 本給も下がる

ので。

 

具体的には、 

月1回のWeb会議(1-2時間)、3か月毎の1泊2日出張、

後は、サイボウズLive上でのコミュニケーション時間

なので、拘束時間は、5-10%程度と推定しました。

 

ただし、最後のサイボウズLiveでの会話時間については、

なかなか時間管理が難しいです。

 

当然、サイボウズの就業時間内にはしないようにしておりますが、

サイボウズの仕事でもサイボウズLiveは使っているので、

ちょっと思いついたことや、急ぎの返信には使ったりしています。

 

一方、拘束時間ではなく、頭の中を見てみると

拘束時間比になっているか、というと、

実は

なんと、

本業と複業とイーブン

なんですよね!

 

頭の中に、仕事という部屋があり、

今回、その一部に複業先という

別の部屋ができたわけですが。

 

部屋の大きさって、なんの影響もないように思えます。

仕事だけでなく私生活の部屋もあるし、

精神的には、私生活、本業、複業とイーブンです

 

心配事があれば、本業であれ、複業であれ、私生活であれ、

通勤中や、風呂だったり布団だったり、トイレだったり、

いつの間にか考えてしまうことってありますよね。

それもそれぞれを行ったり来たり。

 

前述の拘束時間には入れてなかったですが、

仕事って、

考える時間や、情報を収集する時間も必要だ

と気付きました。

 これらに、資料や難しいメールの作成を加え

“積極的作業“と名付けてみます。

 

改めて仕事の配分を考えてみると

本業の就業時間中は、複業の“積極的作業“はしていない

ですね。

 

でも、頭の中には常に「複業の部屋」がありますので、

本業の会話か何かの拍子にアイデアが出たら、

それを、サイボウズLiveにコメントとしています。

書き留める感覚でしょうか。

 

こういうのは、“非積極的作業”と呼ぶんでしょうね。

“積極的作業”“非積極的作業”を今後使ってみよう。

 

おまけ

先日、某監督省庁から、複業に関するヒアリングを受けた際に

思ったのは、

複業を継続していくためには、本業の働き方がいかに柔軟か

が大事だということです。

 

本業が、9-5時+残業ということは、

複業を追加することは、体調管理が大変ですし、

仮に複業が雇用・パート契約になっている場合は、

残業管理がメチャクチャ大変です。

疲れ切っちゃいますよ。

 

今、複業がブームですが、本業側の柔軟性が増さないと

ブームのまま終わっちゃうような気がします。

 

心からサイボウズの働き方に感謝です!

サイボウズ式デビュー

複業(副業)がここ数か月でブレークしてきた感じがします。

首相官邸が「働き方改革実現会議」を開催するなど、

行政も後押ししているようです

 

そういえば10月の働き方改革実現会議に、

我が複業の師匠 サイボウズの中村龍太氏が、

リコピンにんじん片手に参加してました。

流石です!

mainichi.jp


写真右側が中村龍太氏

  

世間の流れに乗り遅れまい、と

松村も、

サイボウズの自社メディア「サイボウズ式」に

取り上げてもらいました。

 

cybozushiki.cybozu.co.jp

祝!

 

こっぱづかしいですが、

ここは素直に喜びましょう。

 

取材を通していくつか発見がありました。

その一つが、複業メリットに「喜び」があるということ。

 

複業を目指してから、多くの葛藤の中、

いろんな方とかかわりました。

今から思うと、一緒のチームになるかどうか、

お互い探りあったんでしょうね。

 

チームには共通の理想が必用です。

ICTを便利に使いたい、業務を効率化したい、

福祉の世界を変えたいなどなど。

 

一旦、複業先とチームになったら、

役割が与えられ、それに対価を頂けます。

これは、他人に自分が頼られるということ。

本業(サイボウズ)以外に、自分の能力が必用とされる。

承認要求も満たされ、

これが「喜び」につながっています。

単なるサイドビジネス(金儲け)ではないんですね

 

自分の反省としては、

自分探しの旅に時間を費やしましたが、

日ごろから、何をやりたいのか、整理しておけば

その期間は短かったのにと思います。

 

複業以外にも、プロボノや転職など、

自分の幸せに近づける機会を逃したくないですよね。

 

また、原稿を見せてもらい、

初めて、社長の青野の考えを知りました。

そこまで気を使っていただいてたんですね。

感謝です。

 

今後、自分の成長が

サイボウズの成長、複業先の成長へと

つながっていくといいなあ。

 

ちなみに、複業先は、まだまだ募集中ですので、

経営、組織、IT活用などお悩みの方は、

お気軽に、FBメッセージでご相談ください

 

おまけ

明日、明後日と東京は幕張メッセで、

サイボウズのビッグイベント Cybozu Days 2016を開催します。

複業の師匠中村龍太氏とともに松村も会場におります。

見かけましたら、お声掛けください。

 https://c2016.smktg.jp/public/application/add/42

源泉徴収って面倒じゃない?

9月末に初めて、請求書を作りました。

 

「なんか、いよいよ複業なんだなあ」

と実感した次第です。

ふうぅ

 

さて、請求書金額から源泉徴収された金額が振り込まれる訳ですが、

これが結構、面倒です。

振込人の方はもっと面倒だと思うので申し訳ないのですが。

 

税率は、10%+0.21%(復興税)と、しっかり復興税がとられます。

 

東日本大震災の被災地には、毎年訪れていますが

福島沿岸部を中心に、まだまだ復旧途中の土地があることは理解しています。

 

先日も南相馬市の小高地区に行ってきましたが、

避難解除はされたものの、住民が1000人しか戻ってこないと

地元の人が嘆いてました。

 

でも、でもですよ。

いったいいつまで払うのだろう。

「5年で復興する」とか誰か言っていた気がするんだけど。

しっかり、過ぎてますね。

 

さて、源泉徴収について調べてみると、

消費税は、独立項目にしていれば対象外だそうです。

 

あれっ?と不思議に思ったのは

出張時の交通費や宿代です。

業務委託契約上は、先方に負担いただくことになっているので、

今回の請求書にも入れましたが、

この分も、源泉徴収の対象なんですよねぇ。

 

なぜ?

実際に消費税込みで支払った金額を請求してるのに、

税金かかるんですか?

今回は旅行パックを利用したので、

パック会社の領収書も添付してるんですけど。

また、羽田までの交通費は、会社定期でカバーできない分を

ICカード利用分として1円単位で請求しているのですが。

それにも税金かかるんですね。

収入ではないのに。

 

世の中厳しいです

 

契約先が払ってくれれば、源泉徴収対象外になるらしいですが、

それなら、そもそも請求書に載らないしね。

 

複業の世界は、まだまだ奥が深そうです。

これからどんどん探求していきたいと思います。

それはそれで楽しみ~。

 

おまけ

まだ会社組織にせず、個人事業主なので関係ないけど、

自分の会社にすると、自分に給料が発生するんですよね。

 

これって、社会保障費や残業時間なんかを、

本業の会社の分と、自分の会社の分を合算して

管理しなきゃいけないらしい。

 

マイナンバー導入で、

副業がばれてしまう人がいっぱい出そうな予感がします。

チームを感じた瞬間

9月から複業を開始しました。

業務委託契約を結んだのは、

久留米市で、障がい者福祉事業を複数運営しているTaka Co.さんです。

 

東京と久留米で、どうなることかと心配しましたが、

思ったより、スムーズにスタートできたのではないでしょうか。

 

ポイントは、先方メンバーが、不慣れながら、

サイボウズLiveを使った

コミュニケーションにチャレンジしてくれたおかげ

だと思います。

 

9月の活動は以下の3つ

1、月初の金&土曜日に久留米入りし、

 会社のビジョンや問題をみっちり話し合いました。

 サイボウズの方は、複業を理由に有給休暇をいただきました。

2、Skypeで月次の経営会議(1時間)に参加

 サイボウズでは、グループウェアGaroon!)に

  「複業」と登録しておいて、

 向かいに座る青野社長に「複業いってきます」と伝えて、

 サイボウズの会議室に籠りました。

3、サイボウズLive(無料)で複数のテーマ別に情報共有や議論

 スケジュール管理や掲示板もあるので、

 フロー情報だけでなく、ストック情報も蓄積できます。

 ノウハウを蓄積したいチームにお勧めです!

 

特に嬉しかったのは

会社のビジョンが、お金儲け優先でなく、

地域社会の幸せを目指しているのがわかった時でした。

 

障がい者だけでなく、ご家族、サービススタッフを含み、

更には住民も含んだ幸せな地域社会を目指しておられます。

 

インクルージョンな社会を実現したい松村の方向性と

ぴったりフィットしました!!

 

今、「自分が属するチームが一つ増えた」と感じてます。

 

典型的なサラリーマン人生をすごしてきた松村は、

これまで、所属チームは、会社と家庭でした。

心理的な比重は、

銀行員時代は、会社8、家庭2

サイボウズ時代は、会社6、家庭4

くらいです。

 

ところが、今回第3勢力が登場しました。

これには自分がびっくり、

複業を阻害する要因の一つに、

自分で気づかないうちに、

会社と家庭の2つのチームにしか所属してはいけないと

思い込んでいる部分もあるのではないでしょうか?

 

おまけ

複業先のTaka Co.さんは、

障がいをお持ちの方に対し、

生活に必要な介護を計画(相談支援)、ヘルパーさんを派遣(訪問介護)、

施設や病院への車移動や同行(介護タクシー)するだけでなく、

就労に向けて、障がいの程度に応じた職業体験施設(就労継続支援a,b型)や

訪問しての看護を提供しています。

 

皆さん意識が高く、情報共有の重要性を理解されてますが、

ITを使っていないのが、もったいないように感じました。

リーダーがITに積極的なので、今後が楽しみです。

 

Taka Co.さんの特徴は、

芸術的、ビジネス的な感覚をうまくサービスに

取り入れている点です。

 

昨年は、地元酒造メーカーとコラボして、やきいも焼酎「藍花」を

開発しました。飲みやすかったです。

障がい者が、さつまいもの栽培に取り組まれたそうです。

注文はこちら!

 

さあ、複業先でもしっかり働きますよー!

複業者を使うメリットは?

複業希望者と契約をする会社のメリットはなんでしょう?

 

希望のスペックを希望する時間だけ使えるメリット

と推測されるのですが、よくわかりません。

 

ということで

今月から複業として契約いただきました

Taka Co.」の日野社長に

ズバリ!

なぜ、自分と契約しようとしたのか」訊いてみました!

ドキドキ

 

すると、

金融機関にお勤め経験から、財務もアドバイ頂ける

サイボウズ社員で、ITと福祉の融合を模索しているので、

アドバイス頂ける。

しかし、やはり、第一は信頼出来るお人柄

東京は何と言っても情報が早い!

先を見据えて動くには、地方にメンター的な人は少なく

よって、複業のご依頼致しました。」

とのお答え。

 

まあ、当の本人に向かって答えていただいたので、

褒めてる部分は話半分としてみても、うれしい限りです。

お答えいただきありがとうございます!

 

ポイントは、

・財務分析やITのスキル

・地方の会社が、情報に敏感な東京のアドバイザーを

 限定的に使える

 

なるほど

諸問題が先に顕在化している地方では

確かに、ニーズはあるんでしょうね。

 

でも、

両者をマッチングするサービスがないですね。

いいサービスをご存知の方は教えてください!

 

次回テーマは未定です!

結構書きたいことが変わってくるので後悔しちゃうことを発見

 

9月1日から、サイボウズLiveを使って、

複業を開始しております。

ITを使ってのコミュニケーションは、

不慣れな方には、最所ハードルがありますが、

慣れてしまうと、便利すぎて、止められません。

 

(地方の)皆さま

財務分析とITスキルを持ち、

“信頼出来る”松村に複業のお話があれば、

ぜひ、ご紹介ください!

個人の幸せは選択肢から

複業開始の記事を多く閲覧いただき、

ありがとうございます!

 

最近、副業関係の記事をちょこちょこ見るようになりました。

うれしい!!

 

多くが、労働人口不足や社会保障費高騰の対策、イノベーション誘発など

社会的要請からの複業の必然性を説明しています。

同意します。

 

今回は、労働者側の幸せ!をテーマに書いてみます。

 

人間社会って、個々人の幸せのためにあると思ってます。

もちろん社会の健全性・継続性も大事ですが。

 

本業のサイボウズでは、

100人いれば100通りの人事があってよい

という考えで、離職率をドラスティックに引き下げました。

 

いろんな人事施策がありますが、

突き詰めると以下の2点なのかなあ、

と勝手に思ってます

・選択肢を多く用意し、常に選択できるようにする

・何を望んでるのか、常に聞く工夫をする

 

人生の場面場面で、

望むことを選べると、いいですよね。

個性を尊重してもらって、

自分が生きたいように生きること

幸せなのかなと思います。

 

阻害する要素は、「(悪)平等」でしょうか。

9時ー5時のように、「平等に」働かなくてはいけない??

それ、「平等」とはいわないと思います。

誰かに都合よく使われているように感じます。

 

「選択肢」は、「平等に」与えられるべきであり、

強制される言い訳として「平等」って間違ってます。

個性が尊重されてない感じです。

 

うまい例ではないかもしれませんが、

自然災害の避難所で、避難人数分、配給のお菓子がない(平等でない)から、

救援物資を断るって、変。

必要な人が、必要なものを得られることが平等って、

聴いたことがあります。

 

また、複業についていえば、

「平等に」皆がやらなければいけないというのは間違えです。

 

プロボノでも、趣味でも、複業でも、

その人、その時に応じて、

選択できればよいと思います。

 

残念ながら

「複業」は、社会制度的にも、労働者の心理的にも

まだ一般的な選択肢になってません。

 

・本業でできない「やりたいこと」があれば

 複業でやってみる

・社員に十分な量や種類の仕事を割り振れない会社は

 複業をやりたい人がいたら、やらせてみる

・社員以外にリソースを確保できない会社は、

 複業する人を使ってみる

 

から始めませんか。

 

次回テーマ 「複業者を使うメリットは?」です

 

里帰りしてきました。

両親とも楽々フォン?でしたが、

これがなんとも使いにくい。

このUIはわからないだろ!

数字、アルファベット入力からして直感的に使えません。

個性豊かな高齢者に合った(選べる)AI×UIの登場が望まれます。

写真は、高畠ワイナリーの「まほろばの貴婦人」ソフトです

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いよいよ複業か!?

ご報告があります。

 

遂に

 

遂に

 

9月から複業することが決まりました!

 

福岡県久留米市で、障がい者支援の複数事業を営んでいる

有限会社Taka Co.さんの経営コンサルをさせていただきます!

 

遠距離ではありますが、ITフル活用でやります!

  

IT活用というより、

グループ全体のビジョン策定、運営について

社長以下幹部の皆さまと意見交換しながら、

継続成長できる会社にできればよいなあ、

と夢見ております。

 

もちろんIT活用は継続成長に必要な要素ですので、

どこかで着手することになろうかと思います。

 

経営者の日野さんとは、

数年前に一度だけ、

障がい者関連のイベントでお会いし、

その後、

フェースブックで、お互いの活動をウォッチしていた関係です。

 

このたび、「めざせ複業!日記」を見て、

ご連絡いただいたわけですが。

松村としても、

障がい者をはじめ社会的弱者をサポートする人たちが

チームワークよく活動することを支援したいと思っていましたので、

まさにタイミングマッチングの妙という感じです。

 

サイボウズのビジョンである「チームワークあふれる社会」は

社会的弱者と彼らをサポートする人達がチームワークで、

全員が幸せになることが前提だと思っております。

 

複業にあたり、

先方よりHP上にサイボウズと載せてほしいと依頼があり、

社長の青野とも相談し、

隠すほうがおかしいのでは

ということで、「顧問 松村(サイボウズ株式会社)」と

HP上記載いただくことにもなりました。

 

今回のことで、

発信し続けることと、人の縁の大切さを痛切に感じました。

まずは、この複業に全力投球です!

 

あっ、本業もあるので全力投球じゃまずいか (^^;)

 

つづく 次回テーマ「個人の幸せ -選択肢-」

複業開始にあたり、ブログ名を変えようか、

と思いましたが、

複業をめぐる問題を整理していく目的は継続していくので、

ブログ名は当面、このままで行きたいと思います。

引き続きよろしくお願いします。

もちろん、複業のご相談はいつでも受け付けております

そもそも、なぜ複業?

久しぶりの更新です。

ちょっと長いです。

 

「なんで”複業、複業”って言っているの?」

と訊かれたので、改めて整理を。

 

ちなみに、訊いてきたのは、4つの肩書を持つ複業家さん。

普通に複業してる人からみると、大げさなのかもしれません。

 

いやいや、

普通のサラリーマンが、複業を始めるのはいろいろと

大変ですよ。

 

自分が複業にチャレンジする理由は以下の3つ

  1. 自分のスキルを広げたい/サイボウズでやれないことをやりたい
  2. 自分の第2の人生の準備をしたい
  3. 複業に関しての制度面、運用面での問題を整理したい

 

ここでは、3.について説明します。

 

前職のメガバンクでは、50前後から

徐々に

片道切符で関係会社や親密な取引先へ

転籍していきます

 

また、役職定年制度がある会社もあります。

いずれも、複業禁止で、65歳(今後70歳までいくかも?)まで

会社(転籍先)に居続けます。

 

そして、定年後に仕事しようと思っても、

そこから自分探しと営業をスタートすることになり、

ブランクが生まれます。

 

また、身近にあるシルバー人材センターに登録しても、

高齢者宅の庭木の手入れやゴミ出しなど、

1件いくらの請負になります。

これがやりたいことなら問題はありません。

 

日本社会全体を見てみると。

少子高齢化“は、昨年からマスメディアをにぎわせてますが、

その現象の一つに労働人口の急減があります。

 

生産年齢人口は、今後50年間で6割弱になります*

 

東京にいると感じにくいですが、

地方都市にいくと、

耕作放棄地やシャッター商店街があふれ、

社会が確実に縮小していることを肌で感じます。

 

労働人口減少に対応するためには、質と量両方の対策が必要です。

 

“複業“は、企業内で死蔵している労働力の有効活用であり、

量的対策の一つです。

社内で使えない労働量に対し社会で有効利用するものです。

 

これまで書いてきた通り、

翌日から複業がいきなりスタートできるわけありません。

個人の努力、

本業側企業及び複業側企業の制度と運用が

必要です。

 

また、仮に一人の労働力を10とした場合、

本業8+複業2 が理想ではなく、

複業あたりまえの社会を創ることで、

8+2ではなく、

9+3の労働力を生み出すことが理想です。

 

残念ながら、今は、

労働力10の人が、

実際に生み出す労働量は、

中年以降、9,8,7と減っていき、

役職定年後は5位になっているのではないでしょうか。

 

労働力問題だけでなく、

個人の幸せについて考えても、

複業が当たり前の社会になってほしいと思い、

そのための問題整理と提起をしていきたいと思います。

 

つづく 次回テーマ「いよいよ複業か!?」

 

前回書いた東海道五十三次編、静岡県島田宿から見附宿(磐田)まで1日かけて歩いてきました。

旧東海道を通るため、結構のどかな景色が続きます。

途中、日坂宿で集落上げてイベントをやっていました。

各戸毎に意匠を凝らした展示で、広場には休憩所テントが設置されてました。

平日の9時頃だったせいかもしれませんが、

その集落を通過する間に出会ったのは、

休憩所テントにおひとり、とお客さんらしきおじさんの二人です。

地方は厳しいです。

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本業と複業の違い(2)

【めざせ複業!日記】2016.7.31

~本業と複業の違い(2)

 

深淵なテーマに今回も彷徨います。

対象は“講演“とします。

前回の記事では、利用資産(コンテンツ)による区別を試みましたが、

 

まず、生業か否か、で考えてみます。

講演活動は、社長や副社長、本部長、エバンジェリスト、その他指名された社員が

やってます。

なので、この軸では本業です。

 

では、プログラマーに会社の人事制度講演の依頼がきたら?

優先順位の問題をクリアすれば、これも、本業ですね。

 

こう判断する背景には、ソーシャルメディアの台頭があります。

 

講演は、ブランディング活動の一部と位置づけられると思いますが、

従来のブランディング活動は、

サービス/製品そのものに加え、社長の記者会見とTV等マスメディアへの

コマーシャルやニュースリリースに限られてましたが、

ソーシャルメディアの発達により、

社員のソーシャルメディア上の発言が、ブランドに一定の影響力を

持ち、社長と広報担当者だけでなく、社員全員の発言により

企業のブランドが形作られています。

 

なので、ソーシャルメディアで目立つ社員に講演依頼が

くることも普通にあります。

 

では、自分がサイボウズ以外の会社(A社)に雇われている場合

(業務委託も含みます)は、どうなるのか。

 

A社の松村に講演依頼があった場合

コンテンツがサイボウズのものであっても、

A社の仕事だと思います(つまり複業)。

 

これは、コンサルが、先進事例のことを話すのと同じ枠組みです。

 

ややこしいのは、松村が個人事業主の場合。

先方がどちらの松村に依頼しているのか不明確ですし、

松村の都合で、本業、複業を振り分けることができてしまいます。

もちろん、複業であれば、本業の業務時間外(含、有休日)の

必要があります。

 

社員が複業の主受益者との前提であれば、

講演自体は、会社にとってプラスなので(悪口は論外)、

明確に本業に分類できるもの以外は、複業でいいのではないかと

思います。

 

つまり、以下の3通りが複業扱いの講演でよいのではないでしょうか

  1. 複業先に来た講演依頼
  2. 本業先に来た講演依頼で、優先順位上、
    本業で受けられないもの
  3. 個人事業主にきた講演依頼で、
    本業で受けるべきと思うもの以外

        例:本業の肩書を目当てにきた講演などは本業

 

 つづく 次回テーマ「そもそも、なぜ複業?」

 

実は、何年も前に日本橋をスタートし、東海道五十三次を、休みを利用して

歩いています。

昨年9月に、品川から二十三番目の島田宿まで到着しました。

このペースだと10年位かかりそうなので、

来年度中に三条大橋に到着できるようピッチを上げたいと思います。

まずは来週にでも日帰りで行ってきます

複業も募集してますが、

東海道を一緒に歩いてくれる方も募集中です!

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