めざせ複業!日記

サイボウズに勤めながら福祉業界で副業する50代の日々(今はサイボウズを退職中)

副業(複業)当たり前の社会とは

複業が当たり前になると、何が変わるんでしょうか

時間や費用をきっちり分けられなくなる社会だと思います。

 

1、PC

仕事内容にもよりますが、連絡やスケジュール管理などは共通だと思いますし、

両方の仕事で使えないとなあ。

 

そうなると、重要情報をPC内に保存できないので、

クラウドサービスの利用が前提になります。

 

使うツールは、それぞれの仕事で決められているでしょうが、

クラウドは必須

ハードディスクは、ファイルを保存しなくなるので、そんな大容量なくてもよいかな。

 

クラウド前提なら、在宅等のオフィス外でネットアクセスできる通信手段が必要。

スマホはデフォルトで通信機能がついてますが、ワード文書など作成は無理。

入力も、今でこそ慣れましたが、文章作りながら書くのはPCの方が明らかに早い。

指が太い自分には、前のある個所に戻るのが大の苦手です

スマホの音声入力(もしくは文書修正)が完璧になれば、それでいいかも。

でも、周りに人がいる空間で声を出すのって勇気要るんですよね

 

あと、外でWeb会議する時に、ヘッドセットを持ち運ぶのはかさばります

PC用イヤホン型のヘッドセットを強く望みます。

意外とないんですよね。合うのって。

メーカーがオプション売りしてくれると嬉しいな。

 

更には、東京オリンピックを契機に町中に安全なFreeWiFiがあふれてくれると

超嬉しいです。

 

後、PC購入は、懐深い本業(主たる雇用契約先)になるのかな。

 

2、通勤交通費

定期代をもらってますが、複業先への分はどう考えますかね。

本業に週5通っていればまあ大丈夫ですが、

週3になると定期代より、都度購入の方が安いかも。

かといって実費請求するのも、会社も社員もお互い面倒。

うーん。これは難しい。

日本人が好きな「厳密」には、コストの方が大きく上回ります

 

3、お手軽サポートサービス

お手軽ウェブサイト構築や営業外注などのサービスが増えそう。

すでにMisocaさんなど、請求回りのサービスなどもあります。

 

個人事業主や零細企業が増えると思うので、

そうなると、ウェブサイトを簡単に一定水準以上で作ってくれるサービスがあると

助かるなあ。

 

また、お手軽営業代行もあると超便利。

最後の成約プロセスは自分でやりたいけど(信頼関係が重要なため)、

その前段階までは、極力、省力化したい。

ただ、どの程度、そこにお金をかけれるかというと、そんなにかけれない。

成功報酬型になるのかな。

 

そういったサービス事業者が、どうビジネスを回していくかは

頭のひねりどころですね。

正面からいったら難しそう。

発展途上の国ではやっているマイクロファイナンスみたいな仕組みができないかな。

 

まだまだ、いろいろあると思いますが、

シンプルに、便利に、安全に、安価なサービスがでてくるとはやるだろうなぁ。

 

おまけ)

 娘の確定申告は、無事、還付金の通知書が来ました。

 同時に提出した自分にはまだです。

 青色申告の処理は別ルートなんだろうな、と思っても

 なにか気になってます。

初めての確定申告は戸惑うことだらけ!?

昨日、無事、確定申告してきました(受け取ってもらえただけですが)

それまでの流れはこんな感じです。

 

以前、総勘定元帳やBS/PL作成はお手の物、

みたいなことを書きましたが、

いざ、申告書作成をしていくと、いくつかわからないことが

でてきました。

 

ということで、申告書類と一緒に送られてきた

税理士による無料申告相談」を利用することに。

 

念のため、開始15分前の9:15に行ったら、

なんと受付番号が85番

「午後来てください」と言われました。

 

1日に受付人数は150人。

8時には、50人近く並んでいたようです。

甘くみてた~。

 

実際11時過ぎに来た人は「別の日に来てください」と断られてました。

 

ちなみに、不安だったのは、

1、12月の源泉徴収の処理

発生主義ですので、

12月末に売上を売掛金見合いで計上し、

1月に入金された時点で源泉徴収分の事業主貸を、売掛金見合いで計上したら、

12月末時点のBSに載らないですよね。

 

でも、2016年分として計上すべきではないか、

ともんもんとします。

税理士の無料相談会で相談し、

12月末時点で、事業主貸の仕訳を1つ入れることで決着。

 

2、現金と預金

個人事業主ですが、複業専用の銀行口座を作っておりません。

なので、事務用品等を買うのは現金で払い、

売上は個人で使っている預金口座に振り込まれます。

決算作業上、現金と預金で分けて計上するのは面倒なので、

現預金として一勘定でやりました。

 

流石に、封筒買うため、預金勘定から現金勘定に移動させるなんてこと

しないですよね。

 

3、30万円未満の資産の一括経費算入の処理

通常10万円以上のPCなど資産を購入する場合、

固定資産勘定を使うのですが、減価償却の計算なんかが面倒です。

青色申告の特例で、30万円未満までは、累計300万円まで

一括経費算入できるとのこと。

 

30万円ぎりぎりの高スペックPCを買えばいいものを、

セコイ性格を変えることができず、

11万円弱のものを買いました。

 

この特例を記載する方法が、よくわからない。

上記無料相談会で、教えてもらいました。

減価償却費の計算」欄にかけばよかったんだ。

 

4、会社給与の源泉徴収内訳

確定申告書の記載でわからなかったのが、

生命保険料控除など、所得から差し引かれる金額欄の書き方です。

本業のサイボウズからもらった源泉徴収票を見ても

よくわかりません。

 

税務相談のおじさんと一緒に、あーだこーだと分析した結果、

金額が記載されていない配偶者控除、扶養控除、基礎控除金額を

足せば合いそう、

ということで解決しました。

 

無事、申告書を作成し、

昨日、娘と一緒に、税務署に出してきました。

開始5分前に行ったら、10人程度並んでましたが、

3つの臨時窓口で受け付けてもらい、さくっと終了。

 

1点注意は、

青色申告決算書の控え

これ、てっきり下書き用だと思って出さなかったら、

受付印を押してくれる(控え)だったんですね。

念のためと思って持って行ってよかったあ。

 

後は無事、還付してもらえるよう祈るだけです

 

おまけ)

娘はバイト代で引かれた源泉徴収分の還付申告をしにいきました。

方や、妻や息子の場合、源泉徴収は12月末に年間分をまとめて

戻してくれているようです。

 

娘にとっては、税金を考えるいい経験になったかもしれません。

還付申告を忘れちゃう、もしくは知らないバイトもいっぱいいそうですが、

大丈夫なのかなあ。

 

今、知る副業の壁々

先日、”複業ワーカーの集い”なるイベントに参加してきました。

複業(副業)盛り上がってますねぇ。

 

人数限定イベントでしたが、熱気むんむんです。

人数もさることながら、熱量が半端ないです。

 

すでに3か所で働いている方、

まさに1週間前に会社のOKをとって複業先を探している方、

複業に興味を持っているがアクションをまだ起こしてない人まで。

いろいろでした。

 

また、大手企業の人事担当も何人か参加されてました。

 

これまで、自分の複業に必死に向かい合ってきたので、

実は、サイボウズ以外の複業者と話したのは

今回が初めてです。

 

そこでびっくりしたのは、

自分が出くわさなかった、複業の壁の数々です。

副業は盛り上がってるように見えるが、

世の中、まだまだ変わっていない。

 

〇壁1 会社のルール

就業規則に複業禁止がうたわれているというもの。

ほとんどの会社がまだこれではないでしょうか。

厚労省のモデル就業規則には、副業禁止が入っているそうです。

 

参加者の一人は、退職覚悟で社長に直談判し、複業を勝ち取ったそうです。

これは、レアケースでしょうね。

 

また、プロボノはOKだが、金銭授受を伴うものはNGという会社も。

普通、複業NGの理由として、

会社へのコミットや体力の低下がよく聞きますが、

プロボノでも、両方が下がりますよね。

 

〇壁2 会社の運用

ルール上は、複業OK(許可制)だが、

実際に許可されるのは、例外というもの。

 

聞いたのは、企業スポーツのために入った社員が、

その種目の講師や教室をやることだけ認めていて、

その他、普通の社員には認められないというもの

 

隠れ複業をしている人もいるようですが、

マイナンバーがスタートしたので、もうできないですね。

 

〇壁3 同僚の視線

無事会社の許可を得て、複業スタートしても、同僚や上司などが、

陰に陽に、非難されたり、嫌味を言われたりする人もいるそうです。

 

これは、聞くと、なるほどな、と思います。

 

自分がやりたくてもできないことをやっている同僚がいると、

比較文化の日本では、気持ちよく思わない人も多いでしょうね。

 

自衛手段としては、

会社では一切、自分がどんな複業をやっているか明かさない、

本業の仕事を頑張る、とかありますけど。

 

原因は別にあるので、あまり効果的ではないでしょうね。

また、複業のメリットである本業とのシナジーが、

なくなるし、時間はますます足りないしです。

 

では、どう社会を変えていけばよいのか。

 

壁1については、

複業禁止を禁止する法律ができるといいかなと。

もしくは、東証規則などで、複業禁止の会社は年1回公表してもらうとか、

まずは社会で見える化していくとよいと思います。

 

壁2と3については、

経営者が、変わり、社内に徹底するしかないですね。

ファザーリングジャパンさんがやっている、

イクボス宣言 みたいに、

「複業はあたりまえ」と経営者に宣言してもらう運動

広まればよいなあ、と思います。

 

以上は、サイボウズの働き方が、進みすぎてるが故に、

全く気付かなかった壁でした。

まずは、これらの壁を壊すことから始めないと。

 

あと、自分を振り返ってみると、

複業をスタートするまでが結構大変なので、

お試しできる機会や、困った時に相談できる場所、

自分をスキルアップできる場所、

複業者をサポートする機関があると、

広まっていくのではないかと、思います。

 

おまけ)

領収書など7年保管なんですが、

感熱紙に印刷されたやつなど字が消えちゃうそうです。

そのため、印字面を内側にして折ったり、

コピーを添付するなどするといいそうです。

この手のネタも、調べられるネットは素晴らしい。

個人事業主として 初 の確定申告!

昨年5月に青色申告を申請しました。

初回確定申告者に送られるとの噂の、

確定申告書用紙が、

遂に

我が家にも郵送されてきました!

 

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確定申告書はB用になるんですね。

初体験です。

過去の医療費控除はA用だったはず。

 

なんか緊張します。

 

仕訳帳は作ってあったので、

いざ、総勘定元帳を作らんと、

ネットで便利なexcelを物色。

 

早速DLしてみると、

結構制約があったり、

マニュアルは有料だったり、

皆さん、いろいろ工夫されてるんだな、と

妙に感心しました。

 

今回、仕訳自体が40弱なので、

Excelに合わせて仕訳に手を入れるのも面倒だし、

マニュアルを買うまでもない、

ということで、

エイヤッ!

と総勘定元帳とBS、PLを手作りしちゃいました。

 

コンサルなので、仕入れや償却資産もないし、

青色申告の特例で、10万円超の複業用PCも

一括費用計上しましたので

さらっとシンプルにできました。

 

一つ気になったのが、接待交際費です。

複業先の皆さまが東京にいらした際に、

ランチミーティングのお弁当を用意した代金です。

 

会社員生活では、

接待交際費って結構こまかくルールがあったりしたので

個人事業主もいろいろ制限があるのかな、と思って調べてみたら、

 

なんと 上限なし。

力が抜けました。

 

多分、いろんな事業をされている方がいらっしゃるので、

一律に制限することが難しいのではと推測します。

 

でも、なんでも理由を付けたら、使い放題な気がします。

赤字になれば、税金を払う必要はないので、

税金を払いたくない、という気持ちが強いと

どんどん使ってしまうんでしょうね。

 

でも、でも

自分のお金なんですよね。

無駄なことはできません。

複業の目的から外れて過度に使いすぎたりしちゃうのも困ります。

個人事業主なので、ルールもなにもありませんが、

費用対効果の観点は常にもってないといけないぞ。

自分ルールを作って気を付けようっと。

 

~おまけ

最寄駅の近くで、税理士による無料申告相談の案内も

用紙と一緒に同封されてました。

 

「申告書を作成して提出できます」

とあります。

 

これって、使った方がいいのかな?

なんか、うるさくあれこれ言われて、

説明や出し直しなんかで、

逆に時間がとられたりしちゃうんなら嫌だな。

 

どなたかご経験者がいらっしゃいましたら、

ご意見くださいませ。

勉強会や交流会は複業の元?

一昨年から、介護/福祉系の勉強会や交流会に参加しているのですが、

数千円という参加費がかかるものが多いです。

懇親会があると、懇親会費もかかります。

 

1、本業での勉強会(以下、交流会も含めて)の扱い

 勉強会参加の目的は、

・人脈構築

・業界知識習得

・会社の宣伝

です。

 

本業の所属は、社長室で、

そのミッションは、

「社会の問題を、サイボウズのkintone(キントーン)やメソッドで

解決していく」

というもの。

およそ、社会の問題に関するものは、なんでも勉強の対象です。

 

なので、地域活性、介護、医療、福祉、教育、農業と

ターゲットが変わると、

それに関する勉強会や交流会への参加回数が増えます。

 

では、なんでも、会社が参加費や懇親会費を出してくれるか、というと

当然、そうでもなく

 

限られた予算から、目的がはっきりしていて、効果の高そうなもののみ、

出してもらってます。

正しい姿だと思います

 

では、それ以外に参加しないのか、

というと、そうでもなく、

自腹で参加してました

 

その境目は、あまり明確ではないですが、

今から思うと、

目的や期待する効果が明確ではないものの、

自分の興味があるもの、や、この人と話せるなら、など

将来本業に役に立つかもというものでした。

 

その一方で、「仕事みたいなもんなのに、自腹か」と、

感情的にもやもやしてました

 

2、さて、複業が始まると

・人脈構築

・業界知識習得

・会社の宣伝

それぞれが、一粒で2度おいしい、状態になります。

複業は自分の興味がある分野ですし、

かける時間とコストは一緒です。

 

本業で払う分は変わらないものの、

今まで自腹で参加していたもののうち、

複業(社会的弱者支援会社のコンサル)で払う分が出てきたので、

今までの、もやもやが、少し減るように感じてます。

 

今のところ、そこから複業につながったことはまだありませんが。

 

ただ、

(経費がでる)本業では接点がなかった人たちとつながったり、

本業に直接つながるような話になったり、

業界が理解でき、社会問題を体感できたり、と

本業・複業ともに、プラスになっているように思います。

これが、複業の相乗効果の一つなのかも。

 

おまけ)

勉強会や交流会は、領収書がもらえる時ともらえない時があります。

上場企業のイベントでももらえない時があるのです。

 

介護福祉系の勉強会とか、

ボランティアがベースだと、

考えられているからでしょうか?

 

今後、複業が当たり前の社会になると

領収書をほしい人も増えると思います。

 

勉強会や交流会開催の皆さま

領収書は、ご準備いただけると私みたいな参加者はうれしいです。

うごき続けなきゃだめなんだよー

昭和型サラリーマンを自認する松村が、

複業(個人事業主)を始めてみて、

つくづく感じる

複業のむずかしさを三点説明します。

 

1、動く

 一つ目は動き続けるということ。

 サラリーマンは、会社という組織がしっかりあるので、

 病気になったり、長期休暇に入って動かなくても

 会社の活動は停止しません。

 

 ところが、複業では自分ひとり、

 究極の中小企業です。

 動きを止めると、活動もストップです。

  

 また、その動きも単純ではなく、

 情報収集、分析、マーケ、営業、コンサル、請求、会計処理等

 いろんな動きを、限られた時間の中でこなさなければなりません。

 ブレイクダンスを踊っている自分を想像しちゃいます。

 

2、明確に伝える

 これは、最近、自覚したことです。

 サラリーマンは、明確に発言しなくても、

 もしくは何も言わなくても、

 周りに雰囲気を読む同僚や上司がいれば、

 業務はまわります。

 

 また、お互い、距離を測りながら、

 オブラートに包んだような発言が

 続いていた気がします。

 

 本当はいけないですが

 発言の責任も、そんなに感じず、

 間違ってしまったら

 軽く謝ったり、別の議論にしたりすれば、

 それで済んでしまいました。

 

 一方、複業は、自分しかいません。

 相手は必ず利害関係者です。

 逃げれませんし、

 言葉の重み(責任感)も半端ありません

 

 また、意思表示や要求、意見は、明確にしないと、

 結局は、自分が困ることになります。

 明確に伝えることは、覚悟が必要です。

 

3、進める

 そして、いくら意見を明確に伝えることができても、

 仕事をしていくためには、利害関係者を巻き込んでいかないと

 いけません。

 

 昭和型サラリーマンの自分は、

 いいたいことだけ言いっぱなしということもありました。

 今から思うと、「自分はこう言ったぞ」と

 保身に動いていたのかもしれません

 

 今さらですが、申し訳なく思います。

 当時、接していただいた皆様、すみません。

 

 個人事業主は、自分だけ。

 物事を進めるためにも、

 相手の話をきちんと聞き、問題を理解しながら、

 こちらからは、理由を含めてきちんと説明するように

 心がけております。

 

以上、複業をスタートした後に、サラリーマン気質が故に

難しく感じたところを説明しました。

ご意見ある方は、コメントいただければと思います。

 

このブログですが、コメントが今までついたことがありません。

何か、ブログの設定を間違えているのかなあ。(ボソッ)

 

<おまけ>

昨日、

Nikkei StyleのWeb記事に、

松村の複業を載せていただきました

http://style.nikkei.com/article/DGXMZO11385620W7A100C1000000/

 

昭和時代に大人になった松村(社会人になったのは平成3年)としては、

Webとはいえ、

天下の日経系メディアに名前が載ったのは、

単純にうれしいです。

 

持つべきものは、

複業を勧めてくれ、かつ、

メディアで語ってくれる上司かな。

社長 ありがとうございます

複業の目的よ もう一度

本年もよろしくお願いします!

 

複業を始めるにあたり、

自分のやりたいことを言葉にしました。

インクルージョンな社会を創る」

です。

 

「インクルーシブ教育」がよく使われてます。

意味は、

「障害のある子どもを含むすべての子ども一人一人の

教育的ニーズにあった適切な教育的支援」

 

自分としては、

教育に限らず、

すべての人たち一人一人のニーズにあった社会

インクルージョンな社会と勝手に呼んでます。

 

現実の社会の仕組みは、健常者優先でできているので、

そこから外れる人たち(社会的弱者)が存在します。

障がい者や要介護者、要保護児童、生活困窮者などなど。

 

これらの人たちも、

それぞれのニーズに合わせて生きていけるような社会、

そのために働く組織が十分ある社会

自分の理想です。

 

人間が幸せに生きていける社会が

そこにあると思います。

 

複業、本業を通じて理想に向かいますので、

こんな松村に適した複業がありましたら、

ぜひともご紹介ください。

 

さて、前回のブログで記した

「離れててすぐに動けない」もやもやは、

問題解決メソッドを使って整理してみました。

複業だと届かないもの - めざせ複業!日記

 

まず、

複業先の問題に対応できず、やきもきしている問題

 と名付けました。

 

 次いで、理想な状態を

問題発生時に、その優先度に応じて、松村が必要なかかわりができている状態

としました。

 

そのためには、

 ・松村が問題の優先度を整理・提案する

 ・優先度と合わせて、複業先が情報をサイボウズLiveで共有してもらう

という課題を設定しました。

*上記はダイジェストです(本当は、もっと詳細に記載)

 

課題の実行結果については、別の機会にご報告いたします

 

<おまけ>

NVCってご存知ですか?

 Non-violent Communicationの略です。

  この本を妻に勧められて読んだらびっくり!

 正直、コミュニケーションが苦手な自分です。

 これまで、人の気持ちを理解することをあきらめてましたが、

 これを読んだら、

 もう一度、

 人とかかわるコミュニケーションにチャレンジしてみようかな

 と思った一冊です。

 今、2回目を熟読中です。

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複業だと届かないもの

6月にスタートした

本ブログをお読みいただいた皆様、

ありがとうございました!

来年もよろしくお願いしますm(__)m

 

今年は、複業の一年でした。

 

つくづく感じたのは、

「この年(52歳)になっても変われるんだな」

ということ。

 

これまでも転職したり、仕事が大きく変わることがありました。

その都度、必要なスキルを身に付けていきましたが、

特に自分が変わったと、自覚したことはありませんでした。

 

今年は、スキルだけでなく、考え方が大きく変わったような気がします。

自分と向き合う時間が長かったせいかもしれません。

 

「年取ったら変われない」というのは思い込みですね。

多分、もっと年とっても変われる。

 

さて、今回は、自分の複業の残念な点についてです。

前回のブログでは、

頭の中では、本業も複業もイーブン」と書きました。

 

複業先は、久留米なので、

3か月毎に訪問して打ち合わせしております。

その他、サイボウズLiveを使ってコミュニケーションしているのですが、

何か問題が発生すると、

サイボウズLiveに書かれた情報しかわからないため、

やきもきしちゃいます。

 

本業だと、その場所に居れるし、

通りすがりにでも関係者から背景など聞けますが、

距離はなかなか越えられません。

 

先方も忙しい中、電話もはばかれるので、

やきもきです。

 

心は、一緒になって問題に立ち向かいたい。

 

ちなみに、松村の特性としては、

火事場に飛び込み、状況を変えていくことを

好むというものです。

 

複業先の皆さま

距離は完全には越えられないですが、

心は、久留米に(も)ありますので、

一緒に乗り越えていきましょう。

 

そう考えると、kintone(キントーン)は、

離れた場所にメンバーがいるチームにとっても、

無くてはならないツールだと思います。

 

特にコミュニケーションをとらなくても

また、距離が離れてても

なにが起きてるか、大体わかるし、

気になれば直接質問もできるので、

あまりやきもきはしませんね。

あっ、もちろん、使い方にもよりますが。

 

 

<おまけ>

先日、大学の先生から、

サイボウズの働き方について

ヒアリングされました。

 

冒頭、サイボウズが載っている新聞記事の

クリッピングを持ち出されたので、

けっこう調べられて来られたんだ、と思ったのですが、

 

いざ、ヒアリングが始まると、

サイボウズのビジネスから説明しなきゃならない状況に。

 

後で思ったのですが、

その方は、Webページ見ない人ではないかと推測しました。

 

確かに、新聞記事の検索でサイボウズを調べても、

限界があるように思います。

 

でも、今時、Web見ない大学の先生って、

研究分野は何であれ、それはそれですごいですね。

間違ってたらごめんなさい。

本業も複業もイーブン!?

複業にあたり、報酬について複業先に提案するわけです。

 

提供価値に対する対価」を意識しましたが、

コンサルに参考値がないようだったので、

結局、拘束時間も考えながら、

「えいやっ」と決めました。

 

本業と比較し、拘束時間的に、

ひどくかい離してしまうと

「それはそれでどうかな」との思いもありました。

 

なんせ、

サイボウズでの評価が下がる = 本給も下がる

ので。

 

具体的には、 

月1回のWeb会議(1-2時間)、3か月毎の1泊2日出張、

後は、サイボウズLive上でのコミュニケーション時間

なので、拘束時間は、5-10%程度と推定しました。

 

ただし、最後のサイボウズLiveでの会話時間については、

なかなか時間管理が難しいです。

 

当然、サイボウズの就業時間内にはしないようにしておりますが、

サイボウズの仕事でもサイボウズLiveは使っているので、

ちょっと思いついたことや、急ぎの返信には使ったりしています。

 

一方、拘束時間ではなく、頭の中を見てみると

拘束時間比になっているか、というと、

実は

なんと、

本業と複業とイーブン

なんですよね!

 

頭の中に、仕事という部屋があり、

今回、その一部に複業先という

別の部屋ができたわけですが。

 

部屋の大きさって、なんの影響もないように思えます。

仕事だけでなく私生活の部屋もあるし、

精神的には、私生活、本業、複業とイーブンです

 

心配事があれば、本業であれ、複業であれ、私生活であれ、

通勤中や、風呂だったり布団だったり、トイレだったり、

いつの間にか考えてしまうことってありますよね。

それもそれぞれを行ったり来たり。

 

前述の拘束時間には入れてなかったですが、

仕事って、

考える時間や、情報を収集する時間も必要だ

と気付きました。

 これらに、資料や難しいメールの作成を加え

“積極的作業“と名付けてみます。

 

改めて仕事の配分を考えてみると

本業の就業時間中は、複業の“積極的作業“はしていない

ですね。

 

でも、頭の中には常に「複業の部屋」がありますので、

本業の会話か何かの拍子にアイデアが出たら、

それを、サイボウズLiveにコメントとしています。

書き留める感覚でしょうか。

 

こういうのは、“非積極的作業”と呼ぶんでしょうね。

“積極的作業”“非積極的作業”を今後使ってみよう。

 

おまけ

先日、某監督省庁から、複業に関するヒアリングを受けた際に

思ったのは、

複業を継続していくためには、本業の働き方がいかに柔軟か

が大事だということです。

 

本業が、9-5時+残業ということは、

複業を追加することは、体調管理が大変ですし、

仮に複業が雇用・パート契約になっている場合は、

残業管理がメチャクチャ大変です。

疲れ切っちゃいますよ。

 

今、複業がブームですが、本業側の柔軟性が増さないと

ブームのまま終わっちゃうような気がします。

 

心からサイボウズの働き方に感謝です!

サイボウズ式デビュー

複業(副業)がここ数か月でブレークしてきた感じがします。

首相官邸が「働き方改革実現会議」を開催するなど、

行政も後押ししているようです

 

そういえば10月の働き方改革実現会議に、

我が複業の師匠 サイボウズの中村龍太氏が、

リコピンにんじん片手に参加してました。

流石です!

mainichi.jp


写真右側が中村龍太氏

  

世間の流れに乗り遅れまい、と

松村も、

サイボウズの自社メディア「サイボウズ式」に

取り上げてもらいました。

 

cybozushiki.cybozu.co.jp

祝!

 

こっぱづかしいですが、

ここは素直に喜びましょう。

 

取材を通していくつか発見がありました。

その一つが、複業メリットに「喜び」があるということ。

 

複業を目指してから、多くの葛藤の中、

いろんな方とかかわりました。

今から思うと、一緒のチームになるかどうか、

お互い探りあったんでしょうね。

 

チームには共通の理想が必用です。

ICTを便利に使いたい、業務を効率化したい、

福祉の世界を変えたいなどなど。

 

一旦、複業先とチームになったら、

役割が与えられ、それに対価を頂けます。

これは、他人に自分が頼られるということ。

本業(サイボウズ)以外に、自分の能力が必用とされる。

承認要求も満たされ、

これが「喜び」につながっています。

単なるサイドビジネス(金儲け)ではないんですね

 

自分の反省としては、

自分探しの旅に時間を費やしましたが、

日ごろから、何をやりたいのか、整理しておけば

その期間は短かったのにと思います。

 

複業以外にも、プロボノや転職など、

自分の幸せに近づける機会を逃したくないですよね。

 

また、原稿を見せてもらい、

初めて、社長の青野の考えを知りました。

そこまで気を使っていただいてたんですね。

感謝です。

 

今後、自分の成長が

サイボウズの成長、複業先の成長へと

つながっていくといいなあ。

 

ちなみに、複業先は、まだまだ募集中ですので、

経営、組織、IT活用などお悩みの方は、

お気軽に、FBメッセージでご相談ください

 

おまけ

明日、明後日と東京は幕張メッセで、

サイボウズのビッグイベント Cybozu Days 2016を開催します。

複業の師匠中村龍太氏とともに松村も会場におります。

見かけましたら、お声掛けください。

 https://c2016.smktg.jp/public/application/add/42