本業と複業の違い(2)
【めざせ複業!日記】2016.7.31
~本業と複業の違い(2)
深淵なテーマに今回も彷徨います。
対象は“講演“とします。
前回の記事では、利用資産(コンテンツ)による区別を試みましたが、
まず、生業か否か、で考えてみます。
講演活動は、社長や副社長、本部長、エバンジェリスト、その他指名された社員が
やってます。
なので、この軸では本業です。
では、プログラマーに会社の人事制度講演の依頼がきたら?
優先順位の問題をクリアすれば、これも、本業ですね。
こう判断する背景には、ソーシャルメディアの台頭があります。
講演は、ブランディング活動の一部と位置づけられると思いますが、
従来のブランディング活動は、
サービス/製品そのものに加え、社長の記者会見とTV等マスメディアへの
コマーシャルやニュースリリースに限られてましたが、
ソーシャルメディアの発達により、
社員のソーシャルメディア上の発言が、ブランドに一定の影響力を
持ち、社長と広報担当者だけでなく、社員全員の発言により
企業のブランドが形作られています。
なので、ソーシャルメディアで目立つ社員に講演依頼が
くることも普通にあります。
では、自分がサイボウズ以外の会社(A社)に雇われている場合
(業務委託も含みます)は、どうなるのか。
A社の松村に講演依頼があった場合、
コンテンツがサイボウズのものであっても、
A社の仕事だと思います(つまり複業)。
これは、コンサルが、先進事例のことを話すのと同じ枠組みです。
ややこしいのは、松村が個人事業主の場合。
先方がどちらの松村に依頼しているのか不明確ですし、
松村の都合で、本業、複業を振り分けることができてしまいます。
もちろん、複業であれば、本業の業務時間外(含、有休日)の
必要があります。
社員が複業の主受益者との前提であれば、
講演自体は、会社にとってプラスなので(悪口は論外)、
明確に本業に分類できるもの以外は、複業でいいのではないかと
思います。
つまり、以下の3通りが複業扱いの講演でよいのではないでしょうか
- 複業先に来た講演依頼
- 本業先に来た講演依頼で、優先順位上、
本業で受けられないもの - 個人事業主にきた講演依頼で、
本業で受けるべきと思うもの以外
例:本業の肩書を目当てにきた講演などは本業
つづく 次回テーマ「そもそも、なぜ複業?」
実は、何年も前に日本橋をスタートし、東海道五十三次を、休みを利用して
歩いています。
昨年9月に、品川から二十三番目の島田宿まで到着しました。
このペースだと10年位かかりそうなので、
来年度中に三条大橋に到着できるようピッチを上げたいと思います。
まずは来週にでも日帰りで行ってきます
複業も募集してますが、
東海道を一緒に歩いてくれる方も募集中です!