めざせ複業!日記

サイボウズに勤めながら福祉業界で副業する50代の日々(今はサイボウズを退職中)

職場での議論は難しい!?

家内から勧められて「ロンリのちから」を見ました。

NHKの高校生向けの番組なんですが、

これが、何とも勉強になります

 

例えば、

わたしの二つの副業(複業)先は介護・障害業界ですが、

離職率の高さが業界全体の問題になってます

 

その主な理由の一つに、

「職場の人間関係」

があるそうです。

 

具体的にはどんなことなんだろう、と思っていたら、

どうやら意見の対立から人が辞めるケースも多いようです。

  

方や、サイボウズでも意見の対立はよくあるのですが、

そのために人がよく辞める、という状況ではありません(離職率5%以下)。

 

どこに違いがあるんだろうか、と思ってたら、

ロンリのちから「合意形成」の回で、

「(合意形成で)一番大事なのは、

意見の対立を、人と人の対立としてはいけない」

というフレーズがでてきました。

 

ここにヒントがあるかもしれません。

 

介護や福祉分野では、人手の割合が極めて大きく、

皆さん、やり方の正解を探しているように見えます。

ベテランになればなるほど、

自分のやり方が出来上がっている

感じでしょうか。

 

その分、やり方の議論になると、

自分の人格を攻撃されているように思いやすいのかもしれません。

 

ただ、利用者さんは多様ですし、発達障害など、研究がまだまだ

これからのところも多々あります。

 

なので、

利用者さんの状況に応じて、

いろんなやり方ができる人が理想なのですが、

そんな器用で経験豊富な方は多くないのではと

思います。

 

まずは

「やり方と人格は別」

「やり方は常に進化が必要」

というところから、

リーダーは始めないといけないのかもしれません。

 

また、議論の基準も大事だと思います。

お互いの理想をすり合わせるという作業が、

コミュニケーションや議論ということなんだと思うのですが、

そこに方向性/基準がないと合意しにくいのではないかと思います。

 

それが、会社のビジョンなんでしょう。

サイボウズのビジョンは、「チームワークあふれる社会を創る」です。

複業先のTaka.Co.のは、「幸せな地域社会を創造する」です。

 

~おまけ

今まで、あまり意識しませんでしたが、

今回のブログを書くにあたって、

家内」って、「家の内にいる」というすごい漢字だと気づきました。

 

調べてみると、どうやら、

自分の妻を謙遜しての呼び方で、年配の方がよく使う呼び方らしいです。

共働き世帯が過半を越えた今の時代で、漢字的にはおかしいですね。

 

これから、「妻」を使うようにしようっと。

年配者だけど。