職場での議論は難しい!?
家内から勧められて「ロンリのちから」を見ました。
NHKの高校生向けの番組なんですが、
これが、何とも勉強になります
例えば、
わたしの二つの副業(複業)先は介護・障害業界ですが、
離職率の高さが業界全体の問題になってます。
その主な理由の一つに、
「職場の人間関係」
があるそうです。
具体的にはどんなことなんだろう、と思っていたら、
どうやら意見の対立から人が辞めるケースも多いようです。
方や、サイボウズでも意見の対立はよくあるのですが、
そのために人がよく辞める、という状況ではありません(離職率5%以下)。
どこに違いがあるんだろうか、と思ってたら、
「(合意形成で)一番大事なのは、
意見の対立を、人と人の対立としてはいけない」
というフレーズがでてきました。
ここにヒントがあるかもしれません。
介護や福祉分野では、人手の割合が極めて大きく、
皆さん、やり方の正解を探しているように見えます。
ベテランになればなるほど、
自分のやり方が出来上がっている
感じでしょうか。
その分、やり方の議論になると、
自分の人格を攻撃されているように思いやすいのかもしれません。
ただ、利用者さんは多様ですし、発達障害など、研究がまだまだ
これからのところも多々あります。
なので、
利用者さんの状況に応じて、
いろんなやり方ができる人が理想なのですが、
そんな器用で経験豊富な方は多くないのではと
思います。
まずは、
「やり方と人格は別」
「やり方は常に進化が必要」
というところから、
リーダーは始めないといけないのかもしれません。
また、議論の基準も大事だと思います。
お互いの理想をすり合わせるという作業が、
コミュニケーションや議論ということなんだと思うのですが、
そこに方向性/基準がないと合意しにくいのではないかと思います。
それが、会社のビジョンなんでしょう。
サイボウズのビジョンは、「チームワークあふれる社会を創る」です。
複業先のTaka.Co.のは、「幸せな地域社会を創造する」です。
~おまけ
今まで、あまり意識しませんでしたが、
今回のブログを書くにあたって、
「家内」って、「家の内にいる」というすごい漢字だと気づきました。
調べてみると、どうやら、
自分の妻を謙遜しての呼び方で、年配の方がよく使う呼び方らしいです。
共働き世帯が過半を越えた今の時代で、漢字的にはおかしいですね。
これから、「妻」を使うようにしようっと。
年配者だけど。