ICT時代のノウハウはマニュアルではない
松村の複業の目的の一つは、
本業のサイボウズではリーチしにくい福祉業界を
複業活動によりチームワークあふれる社会にする
です。
現在、福祉事業所2か所の経営コンサルをしているのですが、
先日、その一つ、久留米の事業所Taka. Co.に行ってきました。
そこで、うれしいことがありました。
2016年9月からコンサル契約いただき、
サイボウズLiveという無料のグループウェアを使ってやりとりしていますが、
やっと今年の9月ぐらいから全常勤スタッフが使い始めました。
以前の業務コミュニケーションは直接の会話と電話のみでした。
日々の業務を回すのに精いっぱい。
電話での伝言が伝わらなかったミスも多々あったようです。
今年9月に、「全員でサイボウズLiveを使おう」となり、
まずは、各事業の日次報告(利用者数と気づき)と会議の報告から
スタートしました。
殆どのメンバーは見るだけ。
一部の人が「いいね」をつけてくれてます。
↑↑↑
今ここです。
これだけでも、風通しが一気によくなったと感じます。
横で見てて安心しますし、不安なら質問します。
これまでは利用者数も見えない、何が起きているかもわからず、
修復できないくらい悪化して、初めて表にでてくる状況でした。
さて、夢が膨らみます。
この後、
サイボウズLive上でコミュニケーションができるようになるんでしょうね。
そこで気づきがノウハウに変わっていくんでしょう。
その先には、データをためていくんでしょうね。
サイボウズLiveではなくkintone(キントーン)で。
データが溜まってくると、データを活用していくんでしょうね。
そうなると、生産性は勝手に向上していきます。
よく、マニュアルがノウハウだ、ということを聞きますが、
これは紙時代の話であって、
ICT時代では、定型・非定型の蓄積データだと思います。
それらが簡単に検索できることでノウハウになると思います。
このノウハウは、データが溜まるとともに、日々、進化し続けます
福祉の世界では、最後は一人一人の個別事情に対応するため、
従来の紙マニュアルが活用できる範囲は限られていました。
福祉業界のチームワーク/業務改善に
キントーンは必須だと実感しました!
妄想終了。たぶん現実になる。
~おまけ(宣伝)
世間の会社ではグループウェアなどICTを使っており、
当たり前の世界なのですが、
福祉業界は違います。
どう使えるようにしていくか、経営者の腕の見せ所ですよ。
ご相談は松村まで!