めざせ複業!日記

サイボウズに勤めながら福祉業界で副業する50代の日々(今はサイボウズを退職中)

会社から見た複業(1)

このトピックも何回も取り上げます。

 

サイボウズは、複業自由(但し、会社名を出すときは事前確認要)と

公言しております。

 

ある日、社長の青野から

複業を認める会社側にもメリットが必要だよね

とのコメントがありました。

 

原則、自由なのに会社メリットが必要なのか?!

ということでメリットとリスクの整理に着手してみました。

申し訳ないですが、途中です(ご意見募集中!)

 

サイボウズが複業を原則自由とした背景は、大きく二つあると思います。

・多様な社員なので、サイボウズの仕事しながら、他の活動をしたい人も多そう

 イキイキ仕事してもらうためにも認めよう。

労働人口減少時代において、定年まで1社が労働力を抱え込むのは社会的に非効率。

 定年までの労働力を有効に使うこと、退職後にスムーズに社会活動できることが

 社会的要件だから。

 

上記を踏まえ、

会社側のメリットは、以下のようなものがあると思います

 社員)モチベーションアップ、視野が広がる、スキルアップ、人脈構築

     視野、人脈、新スキルによるイノベーション

 会社)ブランドアップ、宣伝、案件、売り上げ*

  さすがに売り上げ寄与を期待するのは本業ではとは思います。

  また、宣伝を期待するなら、

       コンテンツがサイボウズということになるので、

       本業になっちゃいますね。

 

コンテンツがサイボウズ = 本業 の定義が

間違っているような気がしてきました。

先方が、サイボウズに依頼したものでなければ複業でいいのでは?

もやもやします。  → こちらは別の機会に。 

 

リスクは、

  社員)本業の求心力が弱まります←が、これはメリットと表裏一体

          労働時間が減ります ← 時間の使い方がうまくなったりするので一般論

  会社)会社事業なのに社員が副業で行ってしまい、顧客とトラブル

    会社売り上げの喪失(副業として売上)

 

リスクヘッジの方法としては、

 1) 明確に境界線を引く

 2) 社員との信頼関係を構築し、双方で話しながらケース毎に決めていく。

 

大企業であれば、1)、それ以外では2)なんでしょうかね。

 1)は、結構難しいのではと思います。

 

まあ、勝手にバラ色の世界になるわけではないので、

会社側の度量と、日ごろ社員と信頼関係を構築しようとしているか、

によって、

複業のメリット・デメリットのバランスが変わると思われます。

 

また、悪意がある社員については、どのようなルールにしても被害を

こうむるので、入り口から防ぐしかないですね。

 

つづく ~複業の時間管理について

 

昨日、サイボウズ社内で、所属する社長室の活動報告を、

有志を対象に行いました。

もちろん、日本橋オフィスの社内Barにて。

中締め後も、小グループにわかれ、エンドレスのお話に突入しました。

ありがたいことです。

 

グループウェアをヘビーに使っているサイボウズですが、

意外と、社内に活動内容が知られていないことがわかり、

もっとこういう機会を持たないとな、と感じた次第です。

 

まあ、社員600名の会社になると、そんなに、一人ひとりの

フォローを全員ができないですよね。

グループウェアだけでない、リアルな情報共有の必要性を感じた夜でした。