めざせ複業!日記

サイボウズに勤めながら福祉業界で副業する50代の日々(今はサイボウズを退職中)

葛藤その5 ~スキルと顧客価値は別物

 複業は、何もしなくても、当面は困らないです。

本業があり、投資する時間に限りがあるので、

強い気持ちがないと放置しがちになっちゃいます。

ということで、

気持ちが緩むと時間だけが過ぎてゆきます。

 

これじゃいかん、と

認知、営業方法をつらつらと考えました。

時間がないため、外注しようにも、原資がありません。

 

そこで、

FB(途中からブログも併用)で自分の悩みを拡散してみたところ、

いろんな方から、コメントをいただきました。

無料で活動できるとは、便利な世の中になったものです。

 

コメントいただいた方々 

ありがとうございます!!

 

また、なんとなく「地域密着」での複業を考えていたものですから、

地元の、関心があるイベントに顔を出して

学びながら、人脈も作りながら、控えめに複業を売り込み。

 

自分の関心は、

社会的弱者と関係する人たちが、もっと効率的に、

かつ、できる範囲で継続的に活動することで、

社会的弱者も関係者も幸せな人生を送れないかなあ。

それにはITが必須だと思うんだけど、というもの。

 

今、社会的弱者の中でも、高齢者をサポートするグループが

数多くあります。

虐待児童、生活困窮者、DV被害者などは、行政が中心にサポートしており、

なかなか近づけません。

同じような問題をかかえているので、

ゆくゆくは踏み込んでいきたいと思ってます。

 

そのうちに、相談をいくつかいただくように

なってきましたが、

悩みは、自分の知識や経験を、お客様のバリューにどう変換するか、

その対価はいくらなのか。

 

「銀行員はつぶしがきかない、転職はうまくいかない」は、

この部分がうまくできないことも原因なんでしょうね。

 

つづく ~「発見できないのですが」

 

本日は、富山県高岡市で、社会人学校を立ち上げる方々に

kintone説明に伺います。

起業家支援って、IPO狙いをよく耳にしますが、

地域密着型の方が、減退する地方にとって、

環境変化を反映させた

新しいビジネスを起こす効果が大きいと思います。

葛藤その4~ 複業って仕事だけじゃないんだ

ついに複業(1日only)&青色申告登録!!

と前回ご報告しましたが、

続きがあります(問題提起のため、ちょっと脚色付きです)。

 

複業を無事終え、勝手に○万円振り込んでくれるのかと思ったら、

翌日サイボウズにいた時、「至急、請求書を送ってください

との連絡がスマホに。

 

至急といったって、サイボウズの就業時間中なんですけど

昼休みにネットから請求書フォーマットをダウンロードし、

記載の上、とりあえずメールに添付し送りました。

 

帰宅後、印刷、捺印して、郵送。

で翌日、会社にいたら、また電話が。

契約書を結んでいない場合、当方規定の請求書が必要です。

添付するので提出しなおしてください」とのこと。

昨日の切手代や印刷代は無駄に。

 

えーん、昨日と同様、スマホではいかんともしがたく、

昼休み、PCで記入の上、メール添付&帰宅後郵送。

今回は印紙も要。

免許やパスポート以外で印紙を買ったのは初めてかも。

コンビニで買えるんですね。

 

加えて、

「払込手数料は受取人負担が社内ルールなんですけど」って。

 

えっ?

 

振込手数料って、

振り込み人負担が常識じゃないんですか?

サービスの受益者は、現金を持参しないで済む、振り込み人じゃないのか、

とびっくり。

世の中には、いろんな常識があります。

 

封筒、のり、切手、印紙、こまごまとしたお金と時間がかかりますね。

結局、個人向け報酬として、

源泉徴収税を引いた金額を振り込んでいただきました。

 

その後、何もしなかったら、

当然、何も起きず。

複業のデメリットは、何もしないでいられてしまうことでしょうか。

 

自分が何を複業しようとしているか、どのようなことをしてくれるのか。

 

認知・営業活動で、やっとお仕事をいただけ、

仕事の後の資金回収活動がセットですね。

お仕事だけしてればよいではありません

と、今さらながら気づきました。

 

ただでさえ、時間ないのに、さて、どうしましょう。

 

つづく~ 「スキルと顧客価値は別物」

 

青色申告の申請時に、簿記方式の選択が必要ですが、

迷わず複式簿記に。

ありがたいことに銀行員経験者なので、

簡易簿記は、逆によくわかりません。

控除額が大きい方なので、ラッキーでした。

初めての複業のお話

モチベーション創造メソッドは、もう少しお時間ください。

 

そこで、葛藤ばっかりでは疲れるので、初めての複業のお話を。

 

何となくIT系の相談だったら受けれそうだし、

世の中まだまだ非効率な組織が多いのでニーズがありそうだな、

と思っていたところ、

以前、複業ニーズを訊いた所から、

 

IT関係がメチャクチャで、どうなってるか、

さっぱりわからない。助けてほしい

との連絡がきました。

 

複業のやり方ですが、

二つ目の雇用契約は面倒そうなので、業務受託(業務委託契約)がわかりやすそうです。

その場合、個人で受けてもよいですが、経費が一切落とせないので、

起業もしくは、個人事業主登録。

 

そこで個人事業主登録を5月にしました

 

「メチャクチャ」と聞くと、どこまでお役に立てるかわからないので、

まずは、現状把握に1日お伺いすることに(サイボウズはお休みをいただき)。

 

ここで突然、おいくらで引き受けるか、という問題に直面。

お恥ずかしながら、全く考えてなかったので、

とっさに出た○万円で口頭合意しました。

 

当日は、ご担当者のお時間をいただきながら、IT環境を見える化して、

もちろんkintoneで!

問題点を整理の上、IT投資ポリシー(案)を作成して、終了。

最後に、今後、複業継続する場合の活動条件と金額を提示しました。

 

これが大失敗!

結果、2回目以降はありませんでした。

 

振り返ると、お客様の状況より、自分の複業のことを優先して

考えて提案したので、ダメダメでした。

活動条件もお金面でももっと、お客様のニーズをきちっと

聞いた上で、提案すべきでした。

猛省!

 

ちなみに、この作業で気づいたのは、

IT(見える化)って、

担当が変わっても、見える化した分が自動で引継げる効果

あるんだ、ということです。

*なのでデータをメンテナンスしないと、ダメ。

 

つづく~ 「複業って仕事だけじゃないんだ」

 

そういえば高校生の時に、「将来、作家になりたい」と、

早大文学部7回生で卒業した担任に言ったら、

「目指しているのは、皆、指が折れるまで書いる。お前にできるのか」

とどやされました。いい先生でした。

 

即、複業生活がスタートしなかったので、このようなブログを

今、書いてるとは、面白いもんです。

個人が情報発信できる時代になってよかった

葛藤その3 〜で、何すんの?

これをやりたいってものが明確でなかったので

ここはぐるぐる迷走しましたね。

 

あっ、今もしてます(笑)

 

そこで、やっと作った時間で、まずやったこと。

 

・自分への投資

 漠然と海外関係の仕事もしたかったので、TEDを見てます。

  英語習得以外にも、結構、新たな視点を得られてお勧めです。

 ここ3年ほど休んでたジョギングを再開。

動機付けに、目の不自由な方の伴走するクラブに入りました。

皆さん、お仕事してたり、活動的な方が多く触発されてます

 

・情報収集

 複業の先輩にこつをヒアリング

  お金が目的なら、なるべく時間をかけずに儲かることを考える。

  例えば、年2,3日稼働で1年分を稼ぐ方なんかもいらっしゃるなどなど

  業界の重鎮の方からは、「楽しまないと続かないよ」、

とありがたいアドバイスをいただきました

 サイボウズの紹介で複業への取り組みを説明する際には、複業ニーズなんかも

聞いてみたりしてました。

 

・もちろん自分探しの旅も

何のために複業したいのか?

  お金? 自己実現? サイボウズ内での価値アップ?

将来の起業に向けての準備? 社会貢献?

 まあ、お金儲け第一ではないことは明確でしたが、

結局、どれか一つに絞れなかったです。

 

ただ、「趣味じゃいけない」「生み出す価値にコミットしなきゃいけない」

というプレッシャーがかかっていたように思います。

まじめな性格ですから。

 

最後に頼ったのは、サイボウズ

モチベーション創造メソッド

です。

 

できること

やりたいこと

やるべきこと

の3つの円の重なりを極大化する方法です。

 

~つづく~ 「発見するのって難しい」

 

複業エバンジェリスト龍太さんより、「複業って発見ですよ

そのため「何に喜びを感じるか細かく見える化した方がよい」と

ありがたいアドバイスをいただいたので、モチベーション創造メソッドは

現在進行形で再整理しております。

暫しお待ちください。

葛藤その2 〜複業について考える時間がない

会社に捨てられたんじゃない、これはチャンスじゃないか、と

やっとのことで、心と頭のバランスをとって、

さあ複業に向かい合おう、とした時

 

はたと、

考える時間が全くないことに気づきました。

 

これまで、1日24時間をワークとライフに2分してました。

ライフは、睡眠・食事・家族との時間・趣味の時間等。

ワークは、サイボウズでの仕事についてonlyでした。

シンプルです。

複数のことを同時に進めるのは得意な方ではありません。

 

具体的には、

サイボウズはリモートワークありなので、

朝起きてメッセージをチェックしたり、

通勤電車の中で返信や情報収集をしたりします。

ツールがなくても、風呂に入りながら、

つらつらとサイボウズの仕事について考えたり、

夜、TVを見ながらグループウェアをチェックしたり、

寝る前に「いいね」したりしています。

 

ワークとライフが、お互いの隙間時間を利用して

まだら模様になってる感じです。

なので、ワークもライフも時間はキチキチで、複業について

考える時間がありません。

 

精神的に複業を考える時間を作るところに、努力が必要でした

複業の怖いのは、何もしなくても困らないんですね。

 

これではいかん!と、思い切って時間の断捨離です。

 

複業について考える時間は、

朝、ちょっと早起きし、朝食後すぐ出社せず、複業に30分確保。

電車は更に混んじゃうんですけどね。

また、元々あまり残業はしませんでしたが、

就業時間後は、意識して仕事を切り上げ、

なるべく早く帰宅しました。

帰宅後は、これまで通りサイボウズの仕事もしますが、

時間を決めて複業について考える時間にしました。

 

結果、趣味やTVニュースをだらだら見る時間は減りましたね。

でも錦織戦は見ちゃいます

 

~つづく~ 「で、何をやるの?

 

サイボウズの首席エバンジェリストの野水さんより、

「FBだと検索ができないからブログにしたらよいよ」

と助言いただきましたので、本ブログも始めました。

葛藤その1 〜会社から捨てられたのか?

今年1月の「松村さん 副業されてはいかがですか?」

から始まった一連の葛藤

 

~葛藤その1~

「会社から捨てられたのか?」

やっぱり、これでしたね。

 

バブル終盤の91年以来、サラリーマン人生だったので、

結構、古い価値観を持ってます

サイボウズ転職後ずいぶん鍛えられましたが)

 

会社から副業してよいといわれると、

「ついに見放されたか!」と

結構なショックを受けると、同時に、

なぜか

前職の銀行員時代に先輩が発した

銀行員はつぶしがきかないから転職や出向してもうまくいかない

という言葉が頭をよぎりました。

知らず知らずのうちに、会社に100%依存してましたね。

 

サイボウズは若い会社なので、高年齢者は少ないのですが、

今後は、世間の会社のようにどんどん増えていきます

(まだ10年くらい余裕あり?)

 

この層がどのように幸せな人生を送るか、

複業で、スキルアップしながら、自分の居場所を見つけていくこと

チャレンジすべきだと、頭で理解しています。

でも自分事として理解できない。

 

定年した人がシルバー人材として、時給500円位で、

高齢者の家の片づけするしかない、とか、

その上、年金受取額が減ってしまう?とか聞くと、

会社人間できた人が働き方を変えながら、自らの幸せを

選択していくのは大事ですね。

 

頭で考えると理解できるんですが、

心が「捨てられた」と受け入れられない期間が

それなりにありました。

 

今は、「スキルアップのチャンスだ!しかも好きなことができる!!」と

サイボウズとちょうどいい距離感を保っているように思います。

「でも何すんの???」

~つづく~

 

「そもそも、どんな副業をするの?」と質問がありましたので宣伝を少し。

当面、IT・経営よろず相談を初回は、原則、無料で受けてます。

その先に、有償での、情報化・事務効率化や、社内制度設計・構築などの支援に

つながるといいなと思ってます。

監査役社外取締役なんかも前向きです!現業が許せば)

お仕事、熱烈募集!

めざせ複業!日記始めました

2016.6.5にFB投稿したものです

最近、巷では副業が話題に取り上げられてます。

労働力減少の対策として、

固定化した労働力の流動化は有効だ、と一般論として思っていたら、

いつの間にか、自分が副業の入り口に立っていました

 

サラリーマン人生を四半世紀過ごした51歳の会社人間が副業にどう向き合うか、

心の葛藤を中心に、徒然なるままに綴っていきたいと思います。

 

まあ、こういう人もいるんだ、という感じでお読みいただき、よければコメントをお願いします。

尚、お仕事をいただければ、喜んでこちらで報告させていただきます。

 

ここでは、「副業」ではなく、「複業」といいます。

これは、サイボウズの同僚であり、尊敬する複業エバンジェリスト中村龍太氏の造語で、

メインの肉料理と付け合わせ野菜という関係ではなく、

肉料理と魚料理という関係を表していると勝手に解釈しています(笑)。

もっとも彼の場合は、メイン4種類ですが。

 

事の始まりは、今年の1月

サイボウズ社長の青野より「松村さん 副業されてはいかがですか?」という一言でした。

 

サイボウズは定年がないため、条件があえば、死ぬまで働けるのですが、

給料は世間の相場(転職価格)に応じて決まるため、大体50を過ぎると下落圧力が

かかり始めます。

その日から、転職した時以来で、より大きい葛藤人生が始まりました。

~つづく~

 

こんなこと書いちゃっていいんでしょうかね。

会社というより家族も見ているので。