この半年で、複業をスタートした人がまわりでぐっと増えたように感じます。
少しずつ社会が変わってきているのではないでしょうか。
でも、若い人が多いようなので、
ミドルシニアの複業が目立つようになるのは、もう少し先になりそうです。
健康寿命が延びる中、
これまでのように第2の人生で終わるのではなく、
第3、第4の人生が待っていると思います。
複業が当たり前な社会を想像するに、
低コストでチャレンジできる社会、
失敗が次に活かせる社会
だと思います。
早く、そういう社会が来てほしい!
そういえば
先日、「複業をしているミドルシニア」にインタビューしたいと、
お申し出をいただきました。
まだ、珍しい存在なんでしょうね。
有料でのインタビューとのこと、
ありがたく、副業で対応させていただきました。
受けてよかったと思ったのは、
改めて自分を見つめなおし、それを言語化できたことでした。
日頃は、なかなかそういう機会がないもので。
今後、インタビューや講演も積極的に対応していきたいと思います。
なお、インタビュー対応の謝金は、源泉徴収の対象外なんですね。
また、最近、複業を取り上げたメディアを見ると、
結構、キラキラ系の記事じゃないですか。
でも、実際は、それだけじゃないと思うんですよ。
今回、再認識したのは、
自分の複業は、
大きく頑張ってBIG JUMP、☆キラキラ!☆
というより、
本業や、自分の体力・気力と相談しながら、
平均値よりちょっと上のレベルを、
うまく維持していくようなイメージです。
もちろん、自分や環境の変化は楽しみながら受け入れていきます。
ギャップがあるのは、そのスピード感なんでしょうかね。
自分の理想の働き方は、
おそらくミドルシニアの多くはそうだと思うのですが、
体力的に下り坂の中、
心身の健康に気を使いながら
「短期に大いに頑張る」ではなく、
「ちょっとだけ、がんばり続ける」感じなんだと思います。
~おまけ
複業ブログに、本業のことを書くにはドキドキですが、
先日、本業で、ひだまりの郷南前川という高齢者向けのデイサービスに
お邪魔してきました。
松村は、共生社会を実現させたいと、日々、ちょっとづつ奮闘しております。
共生社会のテーマに、多様性の尊重(=多様な選択肢)があるのですが、
ここは、多様なプログラム(ぼーとする、麻雀、パターゴルフ、リハビリなどなど)
用意しておいて、
日中の過ごし方を、高齢者が自分で選ぶことができるんだそうです。
しかも、お迎えのバスに乗るときに決めてもらって、
施設についたら、その日の過ごし方が印刷されて渡されるとのこと。
「その日の気分次第」を反映できる運営を、キントーンで実現していました。
すごい。