めざせ複業!日記

サイボウズに勤めながら福祉業界で副業する50代の日々(今はサイボウズを退職中)

いきなり最終回(めざせ複業!日記)

何かのムック本の題名みたいですね。

2016年よりつらつらと書き連ねてきた本ブログですが、

以下の理由により、

一旦、本テーマのブログは無期限の休止にします。

 

決して複業を辞めるわけではないのですよ。

  

・今や、複業については、サイボウズ社員含め、いろんな取組を実践され、発信する人がおり、複業についての情報は一杯ある。

・昨年末アサヒビール副業解禁、先日のライオンによる副業紹介など、
 副業解禁の動きが起こりつつある。自治体も神戸市や福井県などで始まっている。

・書く内容が「複業」縛りになるため、本来、松村が発信したい内容を表現しにくい。
 松村自身は、複業を広めるというより、

「チームワークあふれる社会」「共生社会」について発信したい。

 

なので、

1)ブログテーマ「めざせ複業!日記」の名称を変える

2)はてなブログの別テーマを作る

3)はてなブログ以外のサービスを使って発信する

など考え、

直感で3番を選ぶことにしました。

 

そこで、(すでに一巡してしまった感もありますが)

ミーハーな松村はnoteを作ってみることにしました。

 

調べてみると、noteは、グーグルなどの検索対象にはならないらしく、

なので、FB、TWなどで自力拡散していかないといけないみたいです。

 

一方で、“売れる”らしい。

以前のブログに書きましたが、

実は高校生の頃、作家になりたいと思ったことがあり、

なんか、近づくんじゃないかと。

そのうち、有料記事を書きたいなあ。

 

という訳で、noteのアカウント作りました。

note.com

 

これから、「共生社会」「チームワークあふれる社会」、

その他あれやこれや書いていこうと思いますので、

応援(というかフォロー)よろしくお願いいたします

もちろん無料です(笑)

 

今まで、本ブログを読んでいただいた方々に感謝をいたします。

複業先が一つなくなったご報告

「重大な事故が発生しました。

ご迷惑をおかけする可能性があるので本日付で契約を解除してください」

 

4月以来の投稿になります。

その間、東海道完歩ブログで楽しんでました。

 

さて、

今年の6月に突然、冒頭のメッセージを受け取りました。

 

最初は「何が起きたんだ!?」

とビックリしました。

 

ただ、理由はよくわからぬまでも、

双方でうまくいってないと、感じていたので、

そのまま契約解除にしました。

 

その後、自動車事故と判明しましたが、

それはきっかけに過ぎなかったようです。

 

今では、契約解除を切り出していただき感謝しております。

また、ご縁がありましたら、よろしくお願いいたします。

 

松村が目指す「チームワークあふれる福祉業界をつくる」

ための活動ができてなかったから。

 

この経験を通した学びとしては、

・最初の信頼関係を作るのにもっとエネルギーをかけるべき

・うまくいかないと感じたら無理せず、早期撤退

です。

 

ということで、

今後、アドバイザーをお受けするときは、

もれなく、

信頼関係作りサービス期間を設けさせていただきます。

今までは、“初回相談無料“だけだったのだけど、

相談とは別に、トップと理想を共有する時間を持たないと

いけないですね。

可能であれば、トップに加えてリーダーとも。

無料の相互理解の時間を作ろう!

 

お互いに目的としていること、

双方が得るもの、

アドバイザーとしての関わり方

のイメージをすり合わせ・共有することが大事だと痛感した出来事でした。

 

自分が正しい、いつかはうまくいく、というのは、

完全に自分のおごりでした。

 

新たな複業先を、熱烈、募集中です。

社協さん他、福祉に関する団体の方で、

経営、ITなどでお悩みの方は、まずは、ご連絡くださいませ。

意見交換させていただければと思います。

 

*なお、本ブログの内容は、今回契約を解除した先には、事前に

 了解をいただいております。

 

~おまけ

めずらしく3冊読書しました。

それぞれ面白かったので、ポイントと感じたことを書きます。

機会がございましたら、皆さん手に取ってみてください。

 

1、一隅を照らす蝋燭に 南高愛隣会の田島前理事長

 障がい者にも恋愛・結婚が、人として大事。

 でも、知的障碍者子育て支援制度がない!

 福祉的就労で生まれる自信やほこり、可能性を大事にすることが

 人間として貴重な自己尊重の機会

 

2、条例のある街 野沢和弘さん

 障がい者=可哀そうな存在という固定観念が親の負担(同情の押し付けなど)

 といって、あたらずさわらずの雰囲気もNG、

 もう一歩踏み込んで付き合ってほしい

 

 少数派で障がい特性や育成環境故に主張しない

 →多数派が知らないうちに仲間外れに

 →ますます社会参画機会がなくなり

 →多数派は理解できず、邪険に扱っても平気、心も痛まなくなる、

 みんながそうしているのだから、深刻に考えずに日常生活を送る

 の悪サイクルを壊すのが大事。

 

3、必要なところに私は行く 宮澤保夫さん(星槎G創業者)

 共生社会とは、人と人、人と自然、国と国のテーマがある

 お互いの違いを認め、不得意を補い合い、人としての尊厳を受け入れること

 最も価値を置く社会のこと。

 

皆様のお勧めの本がありましたら、教えてください。

本業と複業の出張を一回で済ます方法

「本業と複業を一回の出張で済ませられないか?」

 

本業であるサイボウズの仕事で、

木曜日に北九州に行くことになりました。

夜まで続く仕事なので、そのまま泊まります。

 

さて、翌金曜日は、

午後から、複業久留米市の福祉事業所にコンサルが入っております。

 

さて、どうしたものか。

 

本業だけであれば、北九州一泊の旅行パックを購入することになります。

翌金曜日は、日中に東京に戻って仕事になります。

 

複業だけであれば、金曜日に有休(本業)をとって、久留米一泊の旅行パックです。

 

ここで威力を発揮したのは、サイボウズウルトラワーク制度です。

これは、どこで、いつ働いても出勤となるもの

 

そこで、

木曜日は北九州に入り、

金曜の朝9:30までは本業(9時からの朝会もWeb会議で参加)、

9:30以降は、複業で久留米に移動し、そのまま土曜日まで複業でした。

金曜日はサイボウズでは出勤日扱いに(ウルトラワーク)。

 

さて、この場合、旅費交通費の負担はどうなるのでしょう。

 

本業分はサイボウズに請求、複業分は複業先に請求することになりますが、

それぞれ、予約すると、手間がかかりますし、結構お高くなっちゃいます

 

なので、今回は、

2泊の旅行パック(往路は北九州空港、復路は福岡空港をとり、

 

同じタイミングで、北九州一泊の旅行パックの値段をチェックし、

それをサイボウズに請求。

 

実際にとった2泊旅行パックの金額から、サイボウズ請求分を引いた金額を

複業先に請求させていただくことにしました。

 

本業・複業合わせて効率的な運用をさせていただきました。

ありがとうございました。

 

~おまけ

 「健常者と障害者が共存できるかどうか」を考えていると、

 先日話しかけられました。

 

 これって不毛な問いだと思うのですが、うまく説明できません。

 ・共に存在する、という意味では、すでに共存しているし

 ・障害者手帖を持っている人とそうでない人は明確に線をひけるけど?

 ・障害は、その人のすべてではない、

  障害有無にかかわらず悪い人もいるし、良い人もいる。

 

 「すべての人が幸せに暮らすために必要なものは?」

 という問いの方が楽しそう。

f:id:KMatsumura:20190408225634j:plain

 

人に価値なんてない!

「あなた自身の価値って何ですか?」

 

いきなり何、その質問?

そんなの自分でわからないし、他人が感じるものだから、

人の数だけあるのでしょう。

 

人の価値と聞いて、すぐに思いつくのは

 

お金(年収)

 

です。

 

サイボウズでは年収を「市場価値」+「社内価値」で決めています。

 

 “価値”ですね。

年収は何の価値か?

 

でも、その人そのものの価値ではないのです。

 

その人が1年間働くこと」に対する金銭部分の価値表示です。

金銭以外にも柔軟な働き方や職場、スキルアップする仕事など、

会社が提供するものがあるので、

 

1年働く(時間、スキル、ストレス)=年収+働き方+職場環境など

 

となります。

 

同じように考えると、

大根1本を200円とすると

 

大根1本=200円

 

ですが、

 

大根1本+農家さんの想い/ストーリー=200円+消費者の感想

 

の場合もあります。

こっちの方が、つながりを感じたり、幸せになるような気がします。

 

上記の通り、お金は、価値の表示手段の一つでしかすぎません。

お金以外の部分は、人によって異なるし、定量的ではありません。

 

さて、

相模原のやまゆり園事件の犯人が、

「意思疎通がとれない重度・重複障害者は安楽死の対象にすべきだ」

「障害者は生きている意味がない」

と、

社会的に無価値なもの(!)に多額の税金を使っているのが

一方的に社会の損失と思っていたような表現をしています。

 

姥捨て山のお話を思い出しますが、

人そのものを、

(社会ではなく)自分一人が信じている価値で判断しているのが、

おかしいと感じます。

 

先日、日本の社会福祉の父 糸賀一雄氏の言葉を教えてもらいました。

とても素敵な言葉です。

 

《この子らはどんな重い障害をもっていても、

だれととりかえることもできない個性的な自己実現をしているものなのである。

 

人間とうまれて、その人なりの人間となっていくのである。

その自己実現こそが創造であり、生産である。

私たちのねがいは、重症な障害をもったこの子たちも、

立派な生産者であるということを、認めあえる社会をつくろうということである。

 

『この子らに世の光を』あててやろうというあわれみの政策を求めているのではなく、

この子らが自ら輝く素材そのものであるから、

いよいよみがきをかけて輝かそうというのである。

『この子らを世の光に』である。

 

この子らが、うまれながらにしてもっている人格発達の権利を徹底的に

保障せねばならぬということなのである》

 

お金は、人類が発展(幸せに生きる)のための不完全なツールでしかないし、

それだけで判断しては幸せにならないということを強く思います。

 

糸賀氏がいう「認め合える社会」については、

松村の目指す「共生社会」につながるため、

次回、踏み込んで考えてみます(予定)

 

~おまけ

本業ですが、

2月19日(火)に、滋賀県湖南市が開催する

「多様な働き方改革シンポジウム」の基調講演で

お話しさせていただく機会をいただきました。

 

今からドキドキしております

 

www.city.konan.shiga.jp

本業と複業/副業のはざまで生きる

新年早々、訳の分からないタイトルですみません(笑)

 

年末に改めて、自分にとっての複業について考えました。

副業ならぬ複業です。

 

自分がこの10年で一番やりたいことは、

「チームワークあふれる福祉業界をつくる」こと

福祉関係者になじみのある表現

「共生社会を実現する」ことと同じに捉えてます

 

本業のサイボウズの企業理念は「チームワークあふれる社会を創る」

そのために、社長室クラウドソーシャルデザイナーとして

サイボウズクラウドービス(主にキントーン)や

サイボウズ流のチームワークメソッドを使った

社会問題の解決事例を、

問題を解決したい人達と一緒に作り、広めてます。

 

一方、複業では、

福祉業界(障がい者、幼児保育、高齢者、生活困窮者などなど)で

活動している法人への経営&ITアドバイザーとしてかかわっています。

 

もちろんアドバイザーに入っている法人の問題を解決しながら、

松村としての複業の目的は、

・福祉現場の問題を知ること

・問題解決手法を実践し体得すること

・福祉に関わるキーマン(行政や業界の先駆者)とつながること

だったりします。

 

このような状態なので、

本業と複業の線引きが結構難しかったりします。

 

先日、

保育業界の人材育成などされている松原さんから

彼女の「うめチャンネル」にでないか?

保育業界に必要な「風土」について話をしてほしいという

というお話をいただきました。

 

「風土」は、サイボウズ流のチームワークメソッドでも

「風土」「制度」「ツール」の一つとして重要キーワードです。

 

日程調整ができたのは、

ちょうど、本業で振替休日を取得している日

つまり本業では休みの日。

場所は、サイボウズの会議室。時間は、サイボウズの就業時間後。

話す内容はサイボウズで考える「風土」について。

特にお金のやりとりはありません。

 

話した内容はこちらをご覧ください

umehanarelations.com

1時間と長いですので、

気分転換にでもチョコチョコ見てください。

 

サイボウズで考える風土について話しつつ、

複業の宣伝もちょこちょこ挟ませてもらいました。

 

こうなると

もう、本業なのか複業なのか、訳わかりません

 

~おまけ

平成最後の今年で年賀状は止めることにしました。

 

メリットに比べコストがどうも気になってしまって

 

コストはこんな感じ

・11月後半「年賀状の枚数を見積もり、パートナーに申告」

・「年賀状を作らないと」というパートナーからのプレッシャーに耐える

・プリンター用インクカートリッジ購入(純正は高すぎ)

・年賀状をパートナーが買ってくる(ネットではない)

・年賀状ソフト(年1回なので、UIに不慣れ)で、四苦八苦して宛先印刷

・見かねた子供が作ってくれた裏面を印刷

・一言コメント(書くことがないと「今年こそ会いましょう!」)

・全国の郵便局員さんが年賀状を配達

・1年前の年賀状を破く(個人情報が心配)

・役所の人が廃棄年賀状をごみ収集し、焼却

 

またネットに比べて不便さも気になり。

何年間も保存ができない、検索が大変、

はがきがぶ厚くて指にやさしくない

 

ということで、

今まで以上にSNSとリアルなコミュニケーションを

大事にしていきますので、

本年もよろしくお願いいたします

複業先を絶賛募集中です!

「複業」が「副業」を呼ぶの巻

この半年で、複業をスタートした人がまわりでぐっと増えたように感じます。

少しずつ社会が変わってきているのではないでしょうか。

 

でも、若い人が多いようなので、

ミドルシニアの複業が目立つようになるのは、もう少し先になりそうです。

 

健康寿命が延びる中、

これまでのように第2の人生で終わるのではなく、

第3、第4の人生が待っていると思います。

 

複業が当たり前な社会を想像するに、

低コストでチャレンジできる社会

失敗が次に活かせる社会

だと思います。

早く、そういう社会が来てほしい!

 

そういえば

先日、「複業をしているミドルシニア」にインタビューしたいと、

お申し出をいただきました。

まだ、珍しい存在なんでしょうね。

有料でのインタビューとのこと、

ありがたく、副業で対応させていただきました。

 

受けてよかったと思ったのは、

改めて自分を見つめなおし、それを言語化できたことでした。

日頃は、なかなかそういう機会がないもので。

 

今後、インタビューや講演も積極的に対応していきたいと思います。

なお、インタビュー対応の謝金は、源泉徴収の対象外なんですね。

個人事業主だと、なんでも源泉徴収だと思ってました。

 

また、最近、複業を取り上げたメディアを見ると、

結構、キラキラ系の記事じゃないですか。

でも、実際は、それだけじゃないと思うんですよ。

 

今回、再認識したのは、

自分の複業は、

大きく頑張ってBIG JUMP、☆キラキラ!☆

というより、

本業や、自分の体力・気力と相談しながら、

平均値よりちょっと上のレベルを、

うまく維持していくようなイメージです。

 

もちろん、自分や環境の変化は楽しみながら受け入れていきます。

ギャップがあるのは、そのスピード感なんでしょうかね。

 

自分の理想の働き方は、

おそらくミドルシニアの多くはそうだと思うのですが、

体力的に下り坂の中、

心身の健康に気を使いながら

短期に大いに頑張る」ではなく、

ちょっとだけ、がんばり続ける」感じなんだと思います。

 

~おまけ

複業ブログに、本業のことを書くにはドキドキですが、

先日、本業で、ひだまりの郷南前川という高齢者向けのデイサービスに

お邪魔してきました。

 

松村は、共生社会を実現させたいと、日々、ちょっとづつ奮闘しております。

共生社会のテーマに、多様性の尊重(=多様な選択肢)があるのですが、

 

ここは、多様なプログラム(ぼーとする、麻雀、パターゴルフ、リハビリなどなど)

用意しておいて、

日中の過ごし方を、高齢者が自分で選ぶことができるんだそうです。

しかも、お迎えのバスに乗るときに決めてもらって、

施設についたら、その日の過ごし方が印刷されて渡されるとのこと。

「その日の気分次第」を反映できる運営を、キントーンで実現していました。

すごい。

f:id:KMatsumura:20181110211408j:plain

副業家 戦う前に敗れるの巻

先日、予定納税の自動引き落とし申請を無事に行いました。

*経緯はこちらのブログご参照

 

ホッとしていたところ、

税務署から封筒が。

 

自動引き落とし手続き完了のお知らせなのかな、

 それにしては分厚いなあ

と思って開けたところ、

 

確定申告書の見直し・確認について」の表題。

 

心がざわざわしながらみると、

十数万円の追徴課税+延滞税が発生しているとのこと。

 

なっ、なに~(怒)!!!

 

あれだけ、自分で調べて、無料税務相談も活用して提出した

確定申告が間違っていたのか?

 

これは闘うしかない!

ふつふつと闘志がわいてきました。

 

丁度、今日は、振替休日を取っているぞ。

いざ、税務署に乗り込まん。

 

会計資料一式のファイルを取り出し、

どこが、間違っとるんじゃい」と

改めて、通知を見ると。

 

理由の欄に、配偶者控除不適用とのこと。

 

( ゚Д゚)

 

あらっ、そっちだったのね。

 

パートナーに確認してみると、103を1万円ほど、超えてました。

 

これは、戦えない。泣)

 

そういえば、年末に特別手当がでたとか言ってたかな?

その時は、職場には103万円が上限と伝えてるし、

大丈夫じゃないの、と他人事でしたが。

 

これが世にいう「103万円の壁」なのかあ

 

皆さん、働き方を調整されているようですが、

急に休めない、残されたメンバーが大変になると言ってたかな。

最低限の人員配置って、働いている人が休めないよね。

働き方改革が求められている分野です。

 

懐にはメチャクチャ痛いですが、

はい、おとなしく、お支払いします。

 

この封筒は、しばらくトラウマになりそう。

 

~おまけ

人手不足の話題を至る所で聞くようになりましたが、

特に、福祉分野は顕著といいます。

 

先日お話しを聞いた方は、だからと言って、誰でもいいわけではない。

下手な採用が、人手不足対策のマイナスとなる場合も、といってました。

 

優秀な人が働きやすい職場に集まる傾向は、今後、更に強まると思います。

 

10月27日に、保育はたらきかたカフェ@サイボウズで、

「はたらき方を考えるために~経営者(園長)の姿勢の重要性~」

と題して、働き方改革における風土の大切さお話しさせていただきます。

 

保育園・幼稚園の働き方改革、ICT活用などアドバイザーが必要であれば

松村にご相談ください(宣伝でした)

 

f:id:KMatsumura:20181024065856j:plain

 

共生社会への第一歩は?

以前のブログ

共生社会はきれいごとではなく、長い道のりになりそう

と書きました。

 

今回は、自分が本業/複業(副業)で目指す共生社会について書いてます。

 

先日、三重県庁でダイバーシティのお話を伺ったところ、

「ダイバーシティ6つの視点」

共生社会に通じるようで面白かったです。

 

例えば

1、一人ひとりの違いを知る・伝える

 各地の男女共同参画センターとかやってる講演会などは、

 一人一人の声をきくというよりも

 えらい一人の声をみんなで聞く形ですが、

 一人一人が声を上げて、それをくみ上げるというところが、

 今までの行政施策とは真逆です。

 

 パブコメ公聴会なんかもありますが、

 一人一人の声を聴く、というところまでいけてないのではと感じます。

 対話がないからでしょうか。

 

2、交流や連携機会などの場を増やす

 障がい者介護施設など、どちらかというと囲い込まれ、

 社会から隠されてきました。

 それでは、ほかの人は、関心を持つきっかけすらない状態です。

 

 せっかく、ネット、メディア、講演会や本などで知識を得ても、

 接する機会がなければ、それまで。

 

 交流や連携の場を増やしていく観点はすごく大事だと思います。

 

 更にいうと、

 リアルな場だけでなくバーチャルな場もあると

 つながって行けると思います。

 

 ただし、場があるだけではダメで、

 「通訳」が必要なケースも多いと思います。

 

 「通訳」と言っても

 障がい者であれば支援者だったり、要介護の方であれば介護者だったり、

 幼児についていえば保育者だったり、ご家族だったりします。

 「通訳」の人たちも一緒になって社会活動できるのが理想。

 

 支援者・介護者・保育者等の役割の一つは「通訳」だと思うし、

 それに対価が発生する仕組みがあるといいなあ。

 

 ちなみに、文部科学省も、特別支援教育として交流や共同学習を提唱しています。

 実態はよくわかりませんが、

 年に1回ビデオレターを送って「交流」と言っているところもあるようです。

 本当なら、対話もありませんし、

 相互の、一人ひとりの理解という意味もありませんね。

 

3、多様かつ柔軟な社会システム(含、ルール)にする

 今の社会は、多数派に合わせた画一的なシステムです。

 経済合理性や技術レベルなどを考えると、やむを得ない部分もあったかと思います。

 

 ただし、個々人に合わせた幸せな社会を目指したいなら

 人それぞれが自分にあった選択肢を選べるようにしていくことが肝要。

 

 また、選択肢を用意するための税金の使い方も、

 多様な人達で議論し、実行できるようなシステムにしていくべきではないかと

 思います。

 社会が個々人のニーズに合わせた選択肢をどれだけ提供できるか。

 

4、違った目線、考え方から付加価値やイノベーション

 これは、今も、サイボウズのような個性を重視している組織では実現しています。

 組織単位ではなく、地域社会まで広げられると素晴らしいことです。

 

 ポイントは「チームワーク」の考え方で取り組むこと

 

 そのために大事なのは、

 地域社会をどうしたい、という共通の理想が必要なこと。

 これは、もちろん首長が率先して考えるところだと思いますが、

 そのために地域関係者(在住・在勤・在学)内の多様な対話が必要かな。

 

とこんな感じです。

思うのは、

IT(特にコミュニケーションツール)をうまく使うことが、

それぞれの視点の実現につながるのではないか、

ということです。

 

では、松村は何をするのか?

当面、本業と複業で、

・上記を行政等に訴えていくこと、と

・チャレンジしたい自治体があれば一緒にチャレンジすること、と

・自分が関わる人たちと「共生社会」に向けてできることを議論すること

かな。

がんばります。

 

ということで、

共生社会を目指す松村のHPもつくりました。

csdmatsumura.qloba.com

 

~おまけ

先日、旧東海道を愛知県岡崎から三重県亀山まで歩きました。

昔は人と物が流れ栄えたところですが、今は、ほとんどの宿場町が

ひっそりとしてました。

今こそ、ICTを活用し、多様な人を前提とした街づくりにチャレンジするところが

出てきてもいいのになあ。

 

ということで、

10月21日(日)

特別支援学校での学校と家庭とのICT連携「デジタル連絡帳」の勉強会をします。

ご興味ある方はお申し込みください。

 

P.S.人は皆、対等だと思ってますが、「通訳」という言葉が、

 上から目線と取られるかもしれないと思った。

 「潤滑油」の方が、理解いただけるかもしれません。

f:id:KMatsumura:20180929151243j:plain

複業は本業の熱中度を上げる

ギャラップ社のQ12をご存知でしょうか?

社員の、会社に対する熱中度(ワクワク・幸せ感)を測る質問です。

 

ちなみに日本は、

「熱意あふれる社員」の割合6%で、139カ国中132位

「周囲に不満をまき散らしている無気力な社員」24%、

「やる気のない社員」70%なんだそうです。

こちらをご参照ください

 

質問を見てみると、

Q1:職場で自分が何を期待されているのかを知っている

Q2:仕事をうまく行うために必要な材料や道具を与えられている

Q3:職場で最も得意なことをする機会を毎日与えられている

Q4:この7日間のうちに、よい仕事をしたと認められたり、褒められたりした

Q5:上司または職場の誰かが、自分をひとりの人間として気にかけてくれているようだ

Q6:職場の誰かが自分の成長を促してくれる

Q7:職場で自分の意見が尊重されているようだ

Q8:会社の使命や目的が、自分の仕事は重要だと感じさせてくれる

Q9:職場の同僚が真剣に質の高い仕事をしようとしている

Q10:職場に親友がいる

Q11:この6カ月のうちに、職場の誰かが自分の進歩について話してくれた

Q12:この1年のうちに、仕事について学び、成長する機会があった

 

確かに、自分にとって魅力的な職場であることはわかりそうです。

これらを複業の視点で見てみると、結構満足度が高いなあと思いした。

 

例えば

Q3:職場で最も得意なことをする機会を毎日与えられている

複業は、自分の得意なことしか成立しないですよね。

本業でもそうであれば、毎日、得意なことをしていることになります。

 

こんな感じで、本業先と複業先があることで、

上記ほとんどの質問が YES になるのではないでしょうか?

 

結果、本業先と複業先、両方に熱中することになります。

人は多様なので、いろんな複業先があることで多様性を満たしている状態。

 

逆にいうと、複業先が、上記質問を満たさなかったら、

長続きしない、する必要がないかもしれません。

 

また、副業を認めていない会社は、

多様な人達に対し、自分の会社だけで上記を満たすことができず、

選ばれなくなっていくのではないでしょうか。

ニーズを満たすのは、一部の人だけだと思います。

 

~おまけ

国連開発計画(UNDP)での、仕事を構成する4つの要素とは、

 ・有償の仕事

 ・無償の仕事(家事・育児・家族の介護ケアなど)

 ・ボランティア・地域活動

 ・創造的な活動 ←おそらく趣味など

 なんだそうです。

  こちらをご参考

 

サイボウズでは「複業」の定義を、

「本業以外の活動」としています。

「業」という言葉の定義がどんどん変わってきているなあ、と思いました。

君は税金を滞納したことがあるか

この間、やらかしちゃいました。

 

長年の会社員生活で、税務署にいったことはありませんでした。

常に天引きだったから。

 

そう、複業を始めるまでは。

 

税金をひしひしと感じてきた状態を、以前のブログでも書きました。

予定納税なるものの存在も知りました。

 

で、その予定納税の納付期限が7月末だったのですが、

すっかり忘れていて、

気づいたのは、8月5日の日曜日

何か封筒があるな、と思ったら予定納税通知書でした。

 

それでも、

“予定”の納税なんだし、多少遅れてもいいんじゃないか、

と想いながら、中身を読んでみたら

 

「予定納税額が納付できなかった場合」

期限の翌日から納付日まで延滞税がかかる

この場合、金融機関又は税務署に納付

とあるじゃないですか。

 

汗;

 

生来、せこい性格なので、

これ以上1円でも税金を払うのはいやだー!

ということで、

月曜日朝一に銀行窓口に飛び込みました。

 

で、「延滞金がかかるらしいのです」と説明すると、

窓口の女性から「延滞金についてはわかりません」と

けんもほろろの対応が。

 

説明書に、金融機関に納付って書いてるじゃないか、という

文句はグッとこらえて、

税務署にダッシュ(11時から来客予定)。

 

で、税務署の窓口にいくと、税金システム(と思われる)端末を操作し、

延滞金がつかないと説明いただきました。

1000円未満が切り捨てられるので、大丈夫

とのこと。

 

ホッ!

 

後で計算してみたら、数か月後に納付しても、

延滞税は1000円いかないっぽい

大した予定納税額ではないため助かりました。

 

ホッとしたので、余裕がでてきたのか、

予定の納税なんだし、未確定なのに、なぜそれに延滞金がかかるのか?

柔らかく税務署の方に訊いてみました。

 

で教えてもらったのが、

国税通則法の第60条1項の4

「予定納税に係る所得税をその法定納期限までに完納しないとき

延滞税を納付しなければならない。」

と。

 

はい、当然、法定されてるんですよね。

すみませんでした。

次回からは振替納税にします。

 

*本ブログは延滞を勧めているわけではないですよ。

 念のため。

 

~おまけ

先日聞いた名言

「他人を嫉妬したくないので、自分を好きになるように努力しているし、好きだ」

見習いたいと思います。