働き方改革は、経営者にとってマイナスなのか?
まだまだ
働き方改革って、他人事のように受け取られている方が多いように感じてます。
というか、
行政から押し付けられるマイナス政策のように受け取っておられるようです。
労働人口急減の時代に
働き方改革(含、複業)であり、
働き方改革は、皆さんに必要なことだと思っているのですが、
これってどういうことでしょう?
改めて首相官邸のページを見てみると、これがなかなか良くできている。
基本的な考えの一番最初に、
「働く人の視点にたって、労働制度、企業文化や風土を抜本的に変えて、
働く方一人一人が、よりよい将来の展望を持ち得るようにする。」
そうですよね。
課題として
・非正規の労働条件を「理由がない限り」正規と一緒に
・長時間労働是正
・ライフステージにあった仕事を選択できる ←複業はここか
の3つを上げてます。
これだけではないように思うけど、
最初にアプローチするところとしてはよさそう。
経営者がマイナスに捉えているのは、どこなんでしょう?
“企業文化や風土を変える“ところなんでしょうか。
これまで変えたことがなければ、これは確かに不安でしょうね。
でも(人手不足がひどくなる)環境変化を実感していれば、
変わらないと、と思うんでしょうけど。
あとは、
安く調達している非正規労働者をあきらめるとか、
長時間労働是正のために、労働時間をきちんと管理せんといかんとか。
多様な働き方ができる社内制度を整備しないといけないとか、
こう書くと、やらされ感、半端ないですね。
一方で、上記を実施したからといって
コストは上がれど、労働生産性が上がるという実感がないんでしょうね。
確かに、これはマイナスにしか見えないかも!
究極には、
働き手から選ばれる会社になる
だけなんですけど。
ここは、実証していくしかない。
サイボウズのような企業が
どんどん、どんどん
いろんな業種、企業が出てきてほしい(すでにあると思うけど)。
それでも、自分たちと違うからできるんだ
(例「サイボウズだからできるんでしょ」)
と言うところはあると思いますけど。
そこで必要なのは、変な救済策(行政はやりがち)ではなく、
新陳代謝(労働者の移動)を円滑に進める施策だと思います。
~おまけ
先日、ラジオの収録をしてきました。
FM愛媛さんの毎週木曜日朝8:40から、まつやま働き方改革推進プロジェクト
の番組中、4月26日と5月3日で放送されるそうです。
ラジオデビュー!